あらすじ
司書として図書館で働く諒子は、一度だけ無自覚に娘に手を出してしまい離婚、その後悔を引きずったまま孤独な毎日を過ごしていた。図書館へ頻繁に通ってくる中学生の女の子に自分の娘を重ね合わせていたが、少女は突然失踪してしまう。一方、専業主婦の美咲は、3歳の娘の育児に苦労し、夫ともうまく行かず疲弊していた。ある日、娘が何者かに連れ去られてしまい……。接点のないふたりの女性が交錯するとき、胸に秘めていたそれぞれの本音があふれ出していく――。
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Posted by ブクログ
なんとなく手にとった本、初読み作家さんだけど、思った以上によかった。
赤ちゃんが小さいときに思わず手を上げてしまう、夫とはうまくいかない、義母はトゲトゲしい…
過去の自分を見ているようで読んでて辛くなった。いろいろあるよね〜と言いたくなる。
最後、うまくいきすぎてると思うけど、小説なのでこれでよかった。
はじめての子育て中のお母さん、忙しくて読む時間は無いだろうけど、ぜひ読んでほしいです。