【感想・ネタバレ】昭和式もめない会話帖のレビュー

あらすじ

小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男などの昭和映画には、人の心を丸くする、技ありフレーズがいっぱい。泥酔した人に優しく「お元気が過ぎましたのね」、財布を取り出す後輩を制して粋に「ほんの少しだから恥かかすんじゃないよ」……。仕事、恋愛、冠婚葬祭に、たった今から使いたいニクイ大人の会話帖。『昭和ことば辞典』を改題し再編集。

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Posted by ブクログ

昭和には、いい言葉がたくさんあった。今はネット上で殺伐とした言葉が飛び交っている。ここに書かれた本にはやんわりと、まさにもめない、考えられた、ユーモアあふれた言葉がある。著者がいうように、すぐに言葉にせずにちょっとためて、吟味して言葉を発することがもとめられる。個人的に好きなのは、「あたしに結婚申し込むなんてそそっかしい方ね、あなた」。

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2018年06月19日

Posted by ブクログ

たしかに笠智衆のセリフとか、ハッキリしないんだけど相手方に悟らせる感じがあって汎用性ありそうと思ってた。
しかし、言い回しの素敵さはその人柄も伴ってないと難しそう。名画の紹介として読むのが良さそう。

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2025年10月03日

Posted by ブクログ

若い人に読んでほしい。というか若い人じゃないと面白くないはず。五十代以上の人には目新しい言葉はないし、解説がむしろ邪魔。古き良き美しき日本語を知らない若者におすすめ。

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2018年06月19日

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