【感想・ネタバレ】災害で活躍する乗物たち 漂流者や孤立者を救助したのはどんなヘリ?福島第一原発に放水したのはどんな消防車?のレビュー

あらすじ

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2011年3月11日に発生した東日本大震災では、航空自衛隊、海上自衛隊、陸上自衛隊、海上保安庁、消防、警察、米軍、各国からの支援など、さまざまな組織が救助活動、災害対応を精力的に進めました。本書では、これらの組織が救助、復旧、調査などで利用する乗物に注目し、くわしく解説していきます。

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Posted by ブクログ

 東日本大震災での活躍を中心に,自衛隊・各国軍隊や警察・消防の航空機,艦船,車両をいろいろ紹介。
 被害状況の確認・放射性物質の調査,物資や機材・人員の輸送,救難,捜索,消火や放水など,インフラが破壊された現場で自立して任務を果たさなくてはならない。災害派遣に軍隊がうってつけというのがよくわかる。多くの機材・人員を組織的に運用していくのだから。日頃の訓練は欠かせない。
 津波にやられた港内や港外の海図を作り直す測量船も震災三日後から活動していたらしい。見えやすい救助活動なんかの陰には,こういう縁の下の力持ち的仕事がやっぱりあるんだな。心強い。
「乗物」ではないけど無人飛行機や水中ロボットなんかも載ってる。人間を乗せては行けないところにもアクセスできて重宝。
 他に人工衛星も。陸域観測技術衛星「だいち」は,2006年打上後,中越地震をはじめとする災害を記録せいてきた。東日本大震災の被災地を観測した後寿命が尽きたって。

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2012年05月23日

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