あらすじ
その手に掴め。魔人を倒す、魔人の剣。
光を放ち、魔人を倒せ。賢者の杖。
ある日突然異世界に迷い込み、不思議な老人から、ひとつの"制約"と引き換えに
『あらゆるモノの状態を見抜く能力』を与えられた"安良川 圭"は、グレイス、シルヴィアと共に
アシュベルの迷宮でクライブの命を奪った魔人クルトを追い、王都アンセルへ向かっていた。
道中、検問所にてひと悶着をしている際に「聖騎士セレスティア」と出会う。
その後、無事にアンセルに着いたケイ達であったが、王宮にセレスティアが
「謀反の罪」で拘束されていると知り――。
異世界で出会う美女とともに、強大な魔人に挑むバトル・冒険ファンタジー、待望の第2巻!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
異世界に転移したサラリーマンが、そこで出会った美女とともに魔人討伐の冒険へ旅立つ物語の第2弾。
タイトルに相違なく「美少女」や「ロリババア」の類は登場せず、あくまでも「美女」をメインに据えるこだわりが感じられます。ぜひ貫いてほしいですね。
今回から登場となるセレスティアは前巻のクライブと同じメイン盾のポジションになるわけですが。魔法が使えるため、完全にクライブの上位互換ですね。クライブ好きの私としては複雑な心境です。
「チート能力を試していたらいつの間にか強くなってました」展開が多いなろう系作品にしては珍しく、「修行」のシーンを挟んで主人公が強くなるのは個人的に好みです。
難点は物語途中の弾劾シーンで主人公のセリフがやたらと冗長だったこと。もう少し端的にまとめてくれれば満点でしたねぇ。