【感想・ネタバレ】山手線 駅と町の歴史探訪 29駅途中下車 地形と歴史の謎を解くのレビュー

あらすじ

大正14年(1925)11月1日、神田~上野間の高架鉄道が完成し、この日から山手線の環状運転が始まった。その山手線も、実は海あり、山あり、谷ありの起伏に富んだ地形に築かれた鉄道路線で、その成り立ちと進化はまた、東京の発展の歴史とも重なっている。江戸から東京へと変貌を遂げた明治維新の歴史、首都としての都市基盤の整備、そして戦後の復興の歴史……。そうした地形や歴史を訪ねながら電車に乗り、駅周辺を散策し、山手線29駅を探検する。

小林祐一(こばやしゆういち)
東京都生まれ。歴史紀行、文化財探訪などのジャンルを中心に取材・執筆・講演・TV出演等を行なう。近年の著書に『四国八十八ヶ所札所めぐり』『秩父三十四所札所めぐり』『日本名城紀行』『東京古寺探訪』『坂東三十三所札所めぐり』など。JR東日本大人の休日倶楽部をはじめ、東京都公園協会、ほか複数のカルチャースクールで「旅と歴史」関連の講師を務める。日本歴史学会、日本城郭史学会、交通史学会会員。

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Posted by ブクログ

本書を広げた途端に感じる紙質の違い。モノクロ・カラーの写真を多用したからだ。冒頭は山手線の生い立ちから。東京駅を起点に、外回りで各駅の解説をする。駅に関しては歴史探訪のタイトルどおり。特に駅ホームには古レールの建築材がいまだに残っているのが嬉しい。町の歴史については、いささか期待はずれ。それでも、コロナ禍が終息したら山手線を巡り歩いてみたい。

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2020年06月17日

Posted by ブクログ

山手線29駅の歴史と地形の謎を解くというコンセプトの本です。
電車がすきなのでどれも興味深く読めました。
200ページちょっとくらいで読めるサイズなのもいいですね。これを持ちながら山手線一周してみたいです。

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2016年02月10日

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