あらすじ
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で話題沸騰! ヒロインのモデル・大橋鎭子と「暮しの手帖」を国民的雑誌に育てた名物編集長・花森安治その知られざる青春時代を描く! 解説:後藤正治
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Posted by ブクログ
2016年、NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」が放映された。ヒロインの大橋鎭子だけでなく、「暮しの手帖」や編集長・花森安治の関連本が立て続けに出た。すでに2011年に単行本として出ていた本書も、文庫としてお色直しした。
花森安治(1911-78)。描かれているのは、旧制松江高・東大時代、2度の従軍と大政翼賛会宣伝部時代、そして戦後に大橋鎭子と「暮しの手帖」を立ち上げるまで。読みどころは、ジャーナリスト花森安治がどうできたのか、あのデザインセンスをどこでどう磨いたか。会話の箇所がどこかしらドラマの台詞風なのが気になる。
しかし、いつも疑問に思うのは、東大の学生時代に編集していた「帝国大学新聞」。その発行部数は6万部。あの時代、帝大は数えるほどしかなかった。いったいだれが読んでいたのか。卒業生も? 一般人も? それにしても、6万部って。
(p.s. 後年見つかった花森の「従軍手帖」の内容は、盛り込まれていない。2016年暮に刊行された『花森安治の従軍手帖』(幻戯書房)の解説は、本書の著者・馬場マコトが書いている。)