あらすじ
受験生で連日賑わう、学問の神様を祀る太宰府天満宮。全ては右大臣・菅原道真への左遷人事から始まった。死後、道真はいかにして「神」になったのか?飛梅伝説が意味するものは何か?平清盛や西郷隆盛との意外な関係とは?天満宮を見つめると日本の歴史が見えてくる!
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Posted by ブクログ
北九州への旅行で太宰府天満宮に立ち寄る予定を組んでおり、そのための知識を習得のために購入。太宰府天満宮と菅原道真の関係から、道真と天満宮を舞台とした古典、さらに中世や近代の天満宮の歴史などにも触れており、なかなか興味深かった。特に近代の話は作者の得意とするところなので、筆も進んでいた感じを受けた。
Posted by ブクログ
序段の「道真と梅の関係」はとても面白い。この本の主題である「なぜ神になったか」の章は読むのがつらいが、後段の「太宰府復興」からは地名の距離感がわかる福岡人には勢いよく読める。