【感想・ネタバレ】江戸城を歩く ヴィジュアル版のレビュー

あらすじ

虎ノ門から新橋、四ツ谷から溜池、江戸城本丸、二の丸、三の丸……江戸城の周辺には、まだ多くの碑や石垣、門、水路、大工事の跡など謎と魅力がいっぱい。江戸と東京の歴史にも触れ、読んで歩く、楽しい全12コースは各コース1時間から2時間!カラー写真と現在の地図と古地図も満載!案内板だけでなく、トイレなど散歩に親切な情報も!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

古地図と現代地図を並べて表示、1章ごとに、1日以内で歩けるルートを案内している。
地図のページに指を挟んだまま、「次は右に行ってみましょう。○○門が見えてきます」という文章を読むのは、行ったり来たりで目が泳いでしまうが、閉じてある“本”なのだから仕方が無い。
文章の通りのものを地図上に発見してたどるのは、地図が好きな自分としては楽しかったです。

それ以上にやはり面白かったのが、古地図と現代地図の対比。
堀や川の流れがそのまま生かされ、または道路になったりして、地図の見た目があまり変わらない。
本当に、『東京』の土台は家康が作ったのだな~と実感した。
その割には、建物はほとんど消失してしまって残念な限りだ。
もっと残っていて欲しかったと思う。
まあ、もう江戸時代からすでに火事で焼けてしまっていたのだから仕方が無い。
江戸城の天守閣を再建しよう、という主張には、全面的には賛同しかねるが、見てみたいとは思うのである。

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2020年06月24日

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