【感想・ネタバレ】外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常のレビュー

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Posted by ブクログ

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バイオレンスな作風の多い祥伝社と思えない♪外資系銀行の秘書だけど、レアでコアなアニオタな帰国子女で腐女子なノブコのお仕事小説。仕事とオタクライフを見事に切り替えながら、オタクである自分を優先する、彼ができてもそれは変わらず(笑)オタクとしては共感より同感ポイントが多い楽しい小説でした。話の中の、いたって個人的な欲求、嫉妬から、彼女の仕事やキャリアや立場に泥を塗るパワハラ、ノブコの悔し涙にはものすごく共感。そこはさすが外資系、日本企業のように被害者を悪者にしない、調査対応をするリベラルなところ羨ましい。

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2019年12月18日

Posted by ブクログ

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面白かった。
オタク設定とはいえ、オタクじゃない人もキャラ少し濃かった(^o^)BLの妄想が一番濃かった気がするのは私がいけない女子だからでしょうか、そうでしょうね。

私も昔、ビッグ×イトから歩いていける距離に住むの夢でした。
タツオルートまだですか!?

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2017年04月16日

Posted by ブクログ

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帰国子女で外資系金融機関で秘書として勤めるハセガワノブコは筋金入りのオタク。仕事はソコソコ、アニメ視聴、イベント参加に情熱をかける。ずうずうしいオタクに自宅を襲撃されてオタク仲間に助けられたり、理解不能の嫉妬で仕事の足をひっぱられてオタクCDに助けられ、と爆笑。終盤でノブコがなし崩し(?)で交際を始めた今作あまりキャラとして目立たなかったオーレ。続編ではもう少しキャラが立ってくるのかな、楽しみです。

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2017年04月05日

Posted by ブクログ

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読書メーターでの高評価に惹かれて購入……したものの、あまり面白いと思えなかった。

親の都合で学生時代を海外で過ごし、卒業後に外資系企業に勤めているハセガワノブコ32才独身の会社勤め&オタクな日々。

主人公の属性はアニオタ&腐女子。BL本やドラマCDを貸し借りしたり、自宅を合宿所としてイベント前に仲間と泊まったり、カラオケしたりゲームしたりとオタク活動はかなり充実している。会社でもちょっと抜けたところのある上司とできる同僚に囲まれて楽しく仕事をしている。
決して今の境遇は悪くない主人公だが、それは学生時代に谷から必死に這い上がってきた主人公の努力のためなのだが、周りからはそう見えない。しかも主人公は鈍感で一般女性の気持ちに無頓着。これは嫌われるだろうなぁ。主人公としては「あの辛い学生時代をなんとか過ごしてやっと日本でオタク生活を満喫できるようになったんだから、楽しませて!」ってところだろうけど、周りはそうはとらない。飄々としていて、上司にも恵まれており、好意を寄せられている異性もおり、帰国子女というステータスも持ち、世界的セレブと友達でいる。ある人にとっては喉から手が出るほど欲しいものを当たり前のような顔をして持っている。そのことに無自覚である。これは鈍感と言われても仕方がないわ。主人公自身が学生時代そうだったように、当たり前に手に入れているものをどうしても欲しくて努力して努力して手に入らない人もいることを自覚した方が良い。

というように、オタク生活に重点を置いているのではなく、外資系企業&帰国子女属性によるあれこれも並列して話に入ってくる。オタク要素は添え物かと言えばそんなこともなく、押し掛け厨が登場するように、パンピーが読んでさらっと理解できるものとも思わない。タイトル通り「外資系企業に勤めている」「オタクの」ハセガワノブコの話と、2つの要素が含まれている。

主人公の鈍感さ、無自覚さ、言葉を悪くすれば人の気持ちになって考えることができないところが目についた。結局、みんな憧れの白人系上司とお付き合いを始めているのもなぁ……本当にオタク生活を満喫したいなら断るべきでしょ。

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2016年05月14日

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