【感想・ネタバレ】つなぐ力 つながる作法のレビュー

あらすじ

複雑な人間関係のうえに成り立っている現代。そんな時代を生きる人々の多くが、程度の差こそあれ、人との関わり方、付き合い方に悩みを抱えているのが現実ではないでしょうか。ベストセラーとなった『女性の品格』はじめ、多くの著書をもつ坂東眞理子氏は、かつて国家公務員として働いていた頃、女性が働き難い環境の中でも、敵を作らず、かつ自分の意志を貫いていくしなやかな生き方で、周囲とのよりよい関係を築いてきました。昭和女子大学長を務める現在においても、その力をいかんなく発揮し、学生や教授との関係はもちろんのこと、地域の人々やあらゆる分野の人々との交流を広げています。

本書は、坂東氏が長年培ってきた経験をもとに、夫婦、親子、職場、友人、地域社会など、さまざまな関係や環境を具体的に想定しながら、人間関係を円滑にするための作法を誰でも実践できる内容としてまとめたものです。常に悩んでいる人の側から語られる、温かくも現実に即した冷静なアドバイスの数々は、人生を変えていく力になるはずです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

絆の大切さに気づく半面、それをどう紡げばよいのか分からない人々に対する、つながるためのヒント。
夫婦、親子、家族、職場、友情、社会。
期待しすぎず、思いやり、力になり、適当な距離感をもってゆるくつながることが薦められる。
かくあるべしと意気込むのではなく、このようなつながりでいいんだと少し安心する。
「徳なきは憐れむべし」といった上から目線的な意識が感じられたが、自らの徳を高めていきたいと思った。
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2013年06月20日

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