あらすじ
政略結婚のために近隣国の王子に嫁ぐ王女のサフィアは、その道中、精悍なクレンと恋をする。将来、王妃になる身でありながら、たった一夜の恋と分かっていても初めての情熱に身を任せるサフィア。だけど結婚式当日、彼女の前に現れたアレス王子こそあの夜の青年だった。しかも夫婦となった初夜に、アレスはふしだらな妻だとサフィアを責め辱しめる。政略結婚とはいえ夫に尽くすと誓っていたサフィアは、淫らな命令にも懸命に耐えるが…。
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Posted by ブクログ
政略結婚として、隣国の王子と婚約していたサフィアは、突然婚約者が亡くなったと知らされ、婚約者の兄と結婚することに。
嫁ぐ道の道中、お祭りの中運命的に出逢ったクレンに惹かれ、純潔を散らし、好きだけど一緒にはなれないと別れたあと、結婚式で花婿としていたのはクレン=アレス王子だった。
ってことで、本当なら別れのシーンがあんなに切なかったんだから、再会してラブラブになっちゃうのかと思ったら、まさかの冷酷アレス王子になって、サフィアを冷たくあしらっていくのに、サフィアがかわいそうで仕方がありませんでした。もう、なんで?って感じです。
たまに優しさを見せたり、嫉妬心を見せたりするのだから、サフィアのことを好きっぽいのに、セレーネといちゃつきまくり。
最後はサフィアが耐えきれずに逃げ出しちゃいましたけど、アレスが迎えに来て、やっと冷たくしていた理由が明かされます。
サフィアをセレーネから守るためだったという理由は分かります。けど、結婚式直後にサフィアをなじったりするのはいらなかったんじゃないかなぁって思いました。敵をだますには味方からっては言いますけど、ちょっとやりすぎな感じがしました。
でも、単にHシーンばかりが多い物に比べると、読み応えはありました。