あらすじ
トップアイドルグループを目指す「NUMERO」のメンバー、一弥(いちや)と文人(ふみと)。文人からの告白をきっかけにぎくしゃくしだした二人の間に現れた芹沢(せりざわ)。ドラマの共演をきっかけに文人との距離を縮めた芹沢と、遠く自分の腕から離れていく文人に、一弥は初めて胸をかき乱す感情、嫉妬を意識する。嫉妬が何からわき出るか自覚できないまま、一弥は残酷な決断をする。「アイドルグループとして一緒にトップに立つ」という文人の仕事への情熱を盾に、一弥は文人に肉体関係の契約を結ばせてしまう。抑えることができない文人への欲望に、日に日に溺れていく一弥。契約でもいい、お前が手に入るなら。体だけ俺のものにさせて…。 見えない相手の心に傷つき、傷つけ合う一弥と文人。どこまでも平行線をたどる二人の心は―。 アイドルグループメンバー同士の切ない純愛ストーリー、完結編!!
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Posted by ブクログ
んもう、大感激!
同姓とか周囲とかは、構わずに結んだ所がすごい良かった。
「楽園のうた」一番好きな小説ですが、「背中合わせの恋」が二番目です♪
鈴藤みわ先生の新連載が出るまでに楽しみまってます!
その時は、カズアキ先生も描いてほしいなぁ。
Posted by ブクログ
上巻で散々すれ違ってた一弥と文人ですが、下巻でも見事なすれ違いっぷりです…。両想いなのに契約なんて不毛で馬鹿な関係を2年も続けたことには呆れたけれど、そうやってすれ違い続けて一弥が漸く告白して結ばれた瞬間は感慨深かった。それにしたって鈍い上に遅すぎると思うけれど、社長に根回しして、芹沢や、文人を慕ってる後輩、シンや、なっちゃん、もちろん仲間の皆の前で、牽制と報告を兼ねた万全の状況を用意して文人に想いを伝えたのは見直した。一弥、大人になったのね…^^