【感想・ネタバレ】国際弁護士--アメリカへの逆上陸の軌跡のレビュー

あらすじ

世界のリーガルビジネスの中心地ニューヨークを拠点に、M&A契約や特許訴訟で活躍してきた著者が、日本ではほとんど知られていない国際法務ビジネスの世界と交渉の舞台裏を、自身の体験もふまえ明らかにする。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

あまり期待せずに読み始めたが、存外に面白かった本。

「第二次世界大戦中の日本企業による強制労働の賃金請求訴訟」も面白かったが、長年の疑問を解いてくれた本でもあった。

その疑問とは、「仲裁手続の中でDiscoveryは採用されるか?だ。」枡田弁護士は実務として経験した仲裁手続の中で、語っている。

「仲裁の具体的手続きは、仲裁開始の直後に当事者間で話し合われ、最終的に仲裁人により決められる。(中略)特に重要なのはディスカバリーを行うか、否か、行うとした場合どの範囲まで行うか、提出する書類の翻訳はどちらがするのかといった点である。」

0
2011年03月01日

「学術・語学」ランキング