あらすじ
経営管理に役立つ知識として、企業に求められる資格の一つである日商簿記2級。
しかしながら普段見慣れない用語を読むだけではなかなか理解しづらいその内容を、マンガと解説・例題でしっかり理解に落とし込むのが本書です。
工場へと新商品の試作の発注をしにやってきた能率企画の社長、博美。ひょんなことで工場の機械を壊し、その弁償をするはめに。とばっちりを受けた工場の菅原には、協力企業との約束で日商簿記2級を取れば巨大プロジェクトが進み、工場の損失を補填できるとウソをついてしまう…。
商業簿記編と連動した、経営と簿記に悪戦苦闘する成長ストーリーとやさしい本文の解説・例題で簿記の理解が進みます。
感情タグBEST3
目指せ二級
二級になかなか受からず、色々参考書を見てたところここに辿り着きました。
漫画はあくまでも息抜きで、メインはその後の説明だと思います。分かりやすいと思いました。
細々と書かれていないので分かりやすく今まで勉強してきた内容でもやっとしていたところでスッキリした部分が増えました。長いと挫折しますよね。。
あくまでも理解の後の演習をしないと簿記は解けるようにならないかと思いますので、これを読んで理解した後に演習をお勧めします。
なかなかやる気が出ない人や文字ばかりで頭に入ってこない人にはとっつきやすそうです。
基礎ができてれば応用はある程度自分でできる!人にも向いてそうです。
あとは、簿記範囲は随時更新されるので、更新された範囲が載っていない場合は頑張って別途勉強してください。
検定対策にはお勧めできない
再度の勉強(すでに二級を持っているけど制度が変わってしまい、合格証書の額面と実際が一致していない)だから、漫画で軽く何回も読めば、と思ったのだけど、漫画の登場人物が三級、二級工業簿記と同一な上に話が絡み合っているので、漫画自体は三級からこのシリーズを買った人でないとつまらないかも。教え方の内容はひたすら仕訳と勘定転記だけで、問題集(演習用)や過去問が同じ会社から出ていないのもマイナス。初学者で簿記を始めたばかりなら同じシリーズの三級から読めばいいし、初学者でも二級をどうしても早くとりたいなら簿記テキストと、演習用問題集、過去問・予想問題集揃っている方がいいかと思います。