【感想・ネタバレ】家族戦争 うちよりひどい家はない!?のレビュー

あらすじ

元夫・井上ひさしとの、すさまじくも濃密な人生から、今伝えたいこと
失敗から、家族の本質が見えてくる!

家族とは? 夫婦って?
◎夫婦をまっとうすることは、大事業を成し遂げることに等しい。
◎家族が家族でいられるのは難しいこと、一時的なこと。本質は別れていくことにあります。
◎嫌なこともたくさんあったはずなのに、それよりも楽しかったこと面白かったことを思い出すようになります。
◎戦場を共にした戦友は、男女を超えた深い結びつきがあると言います。
私たち家族は井上さんと私を隊長にした戦友だったと思います。文字通り傷も負ったし血も流しました。
◎老いてからは、家族と過ごした時間を思い出すのが何よりの「宝もの」。

【もくじ】
序 私にとっての「家族戦争」
第一幕 異なる夫婦のどっちもどっち 家族の黎明期
第二幕 神よ! 悪魔よ! 原稿よ! 家族の盛期
第三幕 悩み苦しんだ親子の巣立ち 家族の衰退期
第四幕 切っても切れない深い結びつき 家族の晩期

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Posted by ブクログ

井上ひさしが、「ひょっこりひょうたん島」の作者なのを、この本で初めて知った。

貧しい生活の中、助け合って夢をかなえても、
出世したり、有名になると、豹変する夫は多い。
特に、そんな時代に生きた著者の、夫の暴力に、
よくそこまで耐えたもんだと、驚いた。

溺れ気に、妻の浮気で離婚した、というニュースだけ覚えていたので、この本で、真実を知ったような気がする。

3人の娘さんたちが、ちゃんと成長できたこと、
本当によかった!

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2023年08月10日

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