あらすじ
アモローゾ家の娘、フランチェスカは、国王の命により生家の仇敵であるボネット家の当主、ジークフリートに嫁がされてしまう。歓迎されるはずもない婚家で虐げられる彼女を救ったのは、夫のジークフリートだった。「君の身体は、なんて初心で可愛いんだろうね」二人の仲の良さを見せることで両家の確執を解こうという夫に共感し、彼と愛し合う演技をするフランチェスカ。しかし、いつしか本当に彼のことを愛し始めてしまい…!?
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ロミオとジュリエット
ロミオとジュリエットをモチーフにしたストーリーですが、この物語の主人公たちは子供の頃に会ったことがありお互い恋心を抱いていました。(尤もヒロインは幼かったせいか淡い気持ちだったようですが)
ヒーローの母と弟は敵の一族から嫁いできたであるヒロインにひどい仕打ちをしますが、兄にコンプレックスを持ち文句ばかり言っている弟はともかく母親の方はヒロインの健気さに絆されていきます。
ヒロインが素直で健気なので好感が持てました。ヒーローもヒロインに一途で、自分の家族からヒロインを守る姿勢をハッキリさせているところが良かったです。
少しラブシーンが多すぎだと思いましたが、好きなストーリー展開で楽しく読むことができました。
良かったです。
仇同士の家との政略結婚の話。
主人公も優しく明るくて可愛かったです。
ヒーローが小さい頃からヒロインが好きで王様に頼んで政略結婚させてもらったんでヒーローはヒロインに最初から甘いです。
でもヒーローに演技して愛し合うふりをしようと言われるのでヒロインはずっと偽りなのだと勘違いして進んでいきます。
仇の家で嫌がらせに耐えながらも義母と少しずつ仲良くなるところとか良かったです。
仇同士の確執を伝えるためだとはいえディーノが片眼を失ってしまうのは少し悲しかったです。