【感想・ネタバレ】図解「PERって何?」という人のための投資指標の教科書のレビュー

あらすじ

「株式投資では、この10年はほとんどうまくいっている」という著者。その秘訣は、以下の3つの分析を、様々な指標をもとに継続的に行うことだという。 ●1. 「買いどき」を見極めるための経済分析 ●2. 「優良企業」を見極めるための企業分析 ●3. 「割安・割高」を見極めるための株価分析 しかし、「そう言われても、指標は無数にあり、どれをチェックすればいいのかわからない」という人も少なくないはず。そこで本書では、「ヤマ勘投資」で損しないために最低限これだけは知っておきたいという重要指標を厳選し、その読み方・活かし方を徹底的にわかりやすく解説。PER、PBR、EPS、ROE、ROA、配当性向、配当利回り、買い残・売り残、シャープレシオ……新聞やWEBでよく目にする投資指標を解説しつつ、「アマチュアがプロに勝つための王道の投資術」も指南。重要な指標が1冊で学べる本! これを読まずに投資を始めるべからず!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

わかりやすくよい本。
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・5年に一度、少なくとも10年に一度買いどきが来る
・経済危機や〇〇ショックで株価がドーンと落ちた時は確かに買い時ですが、こうした相場が荒れているときは株価が日々乱高下します。一番安いときに買い、一番高いところで売ろうなどということは、しょせんできませんので、「かなり下がったかな」そして少し落ち着いてきたかな」と思ったところで買いを入れます。
・このときに私が注意してみているのが、東証一部の株の1日の売買代金です。このところでは、2兆円程度が基準値で、3兆円を超えると過熱気味、1兆円台なら低調だと判断しています。株価が急激に下がったときには、この株の1日の売買代金を毎日見て、ちょっと落ち着いてきたかな、つまり、市場が落ち着いてきたかなというところで買います。
・新しい日本の繁栄、平和、幸福、そして国家国民の真の安定のためには、やはりなるべく多くの国民が株を持った形態において、国家産業の興隆に寄与するということを、力強く推し進めていくことが肝要だと思うのである。(松下幸之助)
・株式投資を単なる自分のお金儲けと考えるのではなく、社会を良くするための投資なのだという大きな視野で考えると、投資する企業の選び方が変わってくるかもしれません。

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2018年04月01日

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