【感想・ネタバレ】たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語 11巻のレビュー

サトウとシオ / 臥待始 / 和狸ナオ

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最強の新人俳優ロイド、爆誕!!?
「えっ!? 僕が憧れの映画の主役に…!!?」ジオウ帝国に実効支配されたロクジョウ王国の王様から救援要請を受け、映画のエキストラ役としてロクジョウ王国を訪れることとなったロイド達。アルカの魔法で身長を伸ばして映画のオーディションに参加したロイドだったけど、まさかの主演に抜擢されて!?銀幕の世界でもチートぶりは止まらない！ 無自覚に無敵な少年の物語、第11巻！
(C)Toshio Satou/SB Creative Corp.Original Character Designs:(C)Nao Watanuki/SB Creative Corp.┴(C)2022 Hajime Fusemachi

[KF · ★★★★☆]

安定しておもしろい

相変わらずテンポが良く読みやすくて安定して面白い。
しいて気になるところを上げるとすると、ミコナが嫉妬キャラで未だにちょいちょい出てくるところ。
ほのぼの展開が多いこの作品の中では屈指の悪人だと思うし、あれだけの事をしてなにか罰を受けたわけでも深く反省をしたわけでもない。
そんなキャラが未だにギャグテイストでカットインしてきても作品の雰囲気が悪くなるだけな印象をうける。
嫉妬キャラはセレンと被ってるし自然とフェードアウトさせた方がよかったんじゃないかと思う。