あらすじ
大人が泣いた! 藤子F先生の真実の物語!
ドラえもんを生み出した漫画家、藤子・F・不二雄先生と、ドラえもんが大好きで漫画家を志した青年の感動の物語が、ついに単行本化!
藤子・F・不二雄先生の最後の弟子、むぎわらしんたろう先生にしか描けない藤子F先生の知られざる素顔を、初公開となる直筆資料を交え描き出す!!
月刊コロコロコミック創刊40周年記念作品として前後編で発表されたものに大幅加筆! また、作中に登場する藤子F先生の手紙など貴重資料も特別掲載! さらに藤子F先生の大長編下絵イラストポストカード付録など、豪華企画もりだくさん!
掲載時、コロコロ読者はもちろん、そのコロコロを読んだ大人たちが泣いたと絶賛の感動物語が、いよいよ登場!! 今よりもっとドラえもんが愛おしくなります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
むぎわら先生の藤子F不二雄先生への尊敬とドラえもんへの愛が沢山詰まった物語でした。原作読みたくなるし映画も観たくなる。これは読んで損なし。読んでて不意に泣いてしまった。
Posted by ブクログ
藤子・F・不二雄のスタッフへの優しさと厳しさとに満ち溢れた好短編。むぎわらさんのかけがえのない時間のほんの一部を、しばし追体験できる喜びにひたれた。
Fファンに捧ぐ…と言う感じ
ドラえもんファンではなく、藤子・F・不二雄ファンに先生の素晴らしさを伝えたくて描かれた事がよく分かります。
私も自分の机の引き出しに足を突っ込んで「メキッ!」と壊してしまった経験あり…。
F先生が書斎で最期の原稿を描き、そのまま亡くなったとは聞いていましたが、最後にラフを仕上げ切って意識を失ったと初めて知り涙が止まりませんでした。
亡くなったとき子供の私に、母が「先生が書いてたネタがたくさん発見されたから、暫くは続けられる」と教えてくれて「ドラえもんは無くならないんだ!」とどれだけ安堵した事か…こんな風に引き継がれて行ったんですね。
チンプイの最終話も未完のままですが、残しておいて欲しかったよ先生〜!
聞いた某人は忘れてしまった言うから、なんて事!!人類の遺産を!!
また先生がご自身の作品の中で売れっ子漫画家キャラが「コツを掴んで楽に作品を描ける様になった」のを咎められるシーンがありましたが、それは先生が常にそうならない様に悩んで悩んで描き続けたのだと分かりました。
先生が尊敬する手塚治虫も常に悩みながら描き続けた。
悩み続ける事が天才漫画家なのかもしれません。
正直、先生亡き後のアシスタントさんのドラえもんを見て「F先生そのままのイラスト、テイストでそのままで描いてる!!でも…でもこの一瞬の表情が、スタイルが僅かに違う!!」と思ったんです。ご本人も分かってらしたんですね。
この作品は読みながら何度も心の中で「先生!」と叫んでしまいました、そんな作品です。
翌日には藤子・F・不二雄ミュージアムのチケット購入。
私はいつもこう答えています
「ドラえもん好きなの?」
の問いに
「藤子・F・不二雄の世界が好きなんです!」
と。
Posted by ブクログ
誰もが愛したドラえもん。その裏側を最後の愛弟子むぎわらしんたろうがコロコロコミックの40周年記念で描いたものを単行本化。
深夜番組で取り上げられているのを見て、気になって手に取りました。
藤子・F・不二雄との師弟愛にはほろりとする場面も。
本人の雰囲気がなんか雰囲気のび太に似ているなと思ったら、案の定ベトナムではのび太になりきったりもしていたのね。
Posted by ブクログ
藤子・F・不二雄先生との思い出を描いた、涙なくしては読めないお話
ドラえもんを描いたのは、とても優しくて丁寧で真面目な方だったとよく伝わりました
むぎわら先生に感謝です
先生が丁寧に添削してくれた原稿とか、バスで一緒になったら読んでた本を閉じてくれたとか、具合が悪い中残したラフ画とか、なんかもう涙がポロポロポロポロと…
Posted by ブクログ
藤子・F・不二雄先生のアシスタントをしていた、むぎわらしんたろうさんの藤子・F・不二雄先生との思い出とともにかかれたマンガ。
藤子・F・不二雄先生の人柄や、最後の映画版の原作の途中で亡くなる先生の想いなど、ドラえもんが好きだったひとはたぶん泣けるマンガになっています。
Posted by ブクログ
ドラえもんとドラベースを読んで育った私にとって、F先生とむぎわら先生は神様みたいな人です。
お二人のエピソードは色んな媒体で読めますが、むぎわら先生から見たF先生を漫画に落とし込んだ、という点で、「ドラえもん物語」のタイトルが相応しい作品だと思いました。
F先生の世界をここまで大きく長く繋いでくださった、むぎわら先生と関係者の皆さまへの感謝でいっぱいです。
私はF先生のいない世界しか知らないので、ありがたいですね。
Posted by ブクログ
藤子F不二雄氏の弟子による回想漫画。
沢山映画を見た方が良いなどのアドバイスも含め人柄の良さも弟子に伝わってるような作品である。
子どもたちのために絶筆になるまで頑張ってドラえもんを描いてくれたF先生、ありがとうございました!
Posted by ブクログ
むぎわらしんたろう先生による、藤子・F・不二雄先生の元でのアシスタント時代の物語。「ずっとその背中を追い続けていた」くらい尊敬できる人との出会いって本当に素敵だと思う。絶筆となった下絵ラフに感動…。
ますます藤子ミュージアムに行きたくなった!