あらすじ
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〈人生で本当に大切なことは、ぜんぶ、広告コピーに書いてあった。〉
1月1日「ふだんを変える。それがいちばん人生を変える。」（本田技研工業）/
6月11日「人は、人の傘になれる。」（愛媛県）/
8月22日「『ずっと』なんてないことを、こどもたちは夏から教わる。」（イムズ）/
12月29日「年の瀬に渋滞を見ると、この国にはふるさとを大切にしている人がたくさんいるんだなと思う。」（東京スマートドライバー）……。
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365日、その日その季節にぴったりの「広告コピー」を並べてみたら、
大切なことを思い出せる素敵な名言集ができました。
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広告コピーとは、ある商品や企業の魅力を伝えるために考えられたものです。
しかしその中には、ただ消費を促すための言葉ではなく、わたしたちの人生に気づきや希望を与えてくれる言葉がたくさんありました。
「名前は、親が子供に送る、はじめての手紙なのかもしれない。」(パイロット コーポレーション)
文具メーカーのコピーを読んで、「手で書くこと」の大切さを思い出したり。
「今日ドキドキしない人は、来月もドキドキしない人です。」(ロッテ)
2月、バレンタインの季節にドキリとする言葉を投げかけられたり。
「見事なサクラであればあるほど、長い冬の時間、耐えてきたことを思うのでした。」(東海旅客鉄道)
3月、咲きはじめた桜が去年とは違って見えるようになったり。
「死にたいと思えるうちは、まだ生きている。」(浄土宗 西林寺)
本当につらいとき、一筋の光となったり。
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ただ、素敵な言葉であるにもかかわらず、そのほとんどはある一定期間にしか掲載されません。しかも、見ることができるのは、広告が掲載された場所だけ。
そんな広告コピーの数々を一冊の本にして、いつでもどこでも、暮らしに身近な名言集として毎日読んでもらうことができたなら。忙しい日々の中に、大切なことを思い出せる時間がすこしでも増えるかもしれない。そんなことを思って、この本をつくらせていただきました。
今日の日付でも、誕生日でも、たまたま開いた日でも、お好きなページからお楽しみください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小川奈緒さんが紹介されていたので熟読。
毎日のコピーは実にすっと入ってくる日本語の美しさ、滑らかさに酔いしれる。
コピーとはもれなくダブりなく刺さる言葉に魂が籠もっていた。
こう言う表現が出来るようになりたいなぁ…と感じた１冊。
Posted by ブクログ
たった20~30文字に込められたメッセージ。
私は読み始めて20pくらいで涙が出そうになった。
疲れている人、頑張っても報われないと感じる方にはダイレクトに響く本。
このコピーのどういう内容が印象に残ったかで、今の自分の状態が判断できそう
(仕事、恋、親の悩みなど)。
サクッと読めるので購入してもいいと思う。
Posted by ブクログ
私にとって宝の山のような本でした。
磨き抜かれた言葉がキラキラと輝いていました。刺激を受け沢山の和歌が生まれました。
帯にあるように「アタマでなくココロの使い方を教えてくれた」本でした。
毎朝一ページ365日で読破しました。時に読めない時もありましたが、基本は毎朝コツコツと楽しみを繋いで来ました。自分では気づいていませんが、知らないうちに言葉を使うセンスが磨かれていたのかもしれません。
同じ言葉でも使い方繋ぎ方で輝きが全く変わります。新鮮な驚きや感動を与えてくれた本でした。1年間本当に私を楽しませてくれた本でした。
Posted by ブクログ
ハッとさせられたり、うるっときたり、
短いキャッチコピーのなかに色んな物語があって
共感できて手離したくない本
恋愛系は特に響くキャッチコピーがたくさんあった
Posted by ブクログ
数年前にかって何度も何度も迷ったときやもやもやしたときなどに読んでいる。元気が出ない日の寝る前に読んだりしている。
子育てでイライラしたとき
あんたが産まれたことが一番のニュースだった日があるんよ
自分に自信がでないとき
服が自信をくれて、自信が福をくれる
仕事の会議で落ち込んだとき
摩擦を恐れるな
摩擦は熱になる
その熱だけが情熱になる
Posted by ブクログ
目から鱗というより脳から鱗
素敵な言葉がたくさん載っています
広告のキャッチコピーを考える人って本当にセンスがありますね
同じことを伝えるでも、こんな風に伝えたら、より深く伝わるなーとか、短い言葉に含まれた今を考えたり、逆に少し考えないとよくわからないけど、わかったときの驚きや喜びがあるコピーなど、本当におもしろいです
どうしたらこんな素敵な言葉が思いつくんでしょう？
ぜひ一度読んでみてください
Posted by ブクログ
1月1日から12月31日まで、その時々の季節に合った広告コピーが載っているのだけど、とても良かった。
まるで映画のワンシーンを見てるかのように、短い言葉から色々な感情や情景があふれてきて、一つ一つゆっくりと、かみしめるように読んだ。
言葉っていいな、日常っていいな。明日も頑張ろう!
Posted by ブクログ
「小さなキズに気づいてくれた人は、あなたのことをきっと好きだ｣
何度でも読みたい本。一文を読んで「わかる！｣となったり、グッときたり、ハッとさせられたり。そんな引き込まれる言葉を考えられる感性がとても素敵だ。
広告コピーだけでなく、その下のコメントも魅力的だった。
Posted by ブクログ
短いフレーズに伝えたいことが凝縮されていて、なるほどと思ったり、涙がでたり…
好きなのは以下のコピー。他にもバレンタインや母の日のものは思わず涙が出た。
●やらない理由を探すのが上手くなると成長は止まる。
●文句も知性があれば，提案になる。
●外国を知らない日本人より、日本を知らない日本人の方がハズカシイ。
●子どもに伝わるのは、命令形ではなく肯定形です。
●こっそり見たいのに、見つからない。それが、値札。
●毎日「10分」早く帰る。1年で「5連休」分の家族の時間が生まれる。
●生まれて初めての経験を、生まれてくる赤ちゃんが、たくさんくれる。
●今年やり残したことは、たいてい、来年もやり残すから。
Posted by ブクログ
見やすく、大きな文字でキャッチコピーが1ページにひとつ書いてあります。下に小さな字で誰が書いたものか、どこの広告なのかも記載があります。疲れているとき、気持ちの切り替えなどハッとさせられたりもしますし、息抜きに、気晴らしに良い一冊かと思いました。
Posted by ブクログ
一年の月ごとに、淡い色で構成されておりカラフルでとても綺麗な本でした。
特に印象に残ったキャッチコピーは、手紙に関連したものでした。
例えば、
『手紙なら、不器用さも、武器になる』
『手間がかかることを知っているから、手紙は、もらうとうれしい』
『手紙を書くのにかかった時間は、その人を想っている時間』
これらをみて、自分は今まで手紙をどれくらい書いたことがあるのか思い出してみました。
記憶に残っている範囲では、
学校を病気で休んだ友達へ、
当時付き合っていた彼女へ、
習い事でお世話になった先生へ、
ファンレター。
大人になってからは、ネイビーブラックのインクの万年筆で認めました。
自分が書いた手紙は、不器用ながらでもちゃんと相手に伝わっていたのだろうか。
なんだかしみじみしてしまいました。
キャッチコピーの補足の内容も面白いのがたくさんありました。
例えば、ピアノの鍵盤は昔は色が逆だったとか、失恋休暇というユニークな会社があるとか、5月9日は告白の日とされていて男性から女性に告白するチャンスとか。
とても読みやすく、癒される本でした。
Posted by ブクログ
夢は、口に出すと強い。1/2
苦しいときが、伸びるとき。 1/14
今日ドキドキしない人は、来月もドキドキしない人です。 2/14
人生も映画も巻き戻せないからおもしろい。4/16
人は人の傘になれる。6/11
人の想いは見えるものではなく、気づくものでした。8/26
逆風も、逆から見れば順風だよね。9/10
あきらめが、人を殺す。10/24
あったらいい、と思う機能は、なくてもいい機能だったりする。11/12
傷つかない生き方よりも、再生するつよさが欲しい。
11/14
嫌々働くほど、人生は長くない。11/23
ママが映画館に通える国ってすてきでしょ？12/1
人生は選択の連続だ。当細なことから、一生を左右するような大きなことまで。自分で選んできたものの積み重ねでわたしの心はできている。わたしのからだはできている。わたしは、わたしらしくいられる。選んできたものが、わたし。12/18
カラフルで素敵な言葉がぎゅっと詰まっていて素晴らしい
Posted by ブクログ
一度さらっと読んだ後、
会社のデスクに置いて、毎朝占いのように１ページだけ開いて楽しんでいます。
「辛い恋なら逃げちゃいなさい。
どこへ走っても未来だから。」
悩み事がある後輩が開いたページ…
う～ん、逃げるのかぁ。
まあ、それもいいかもね。
Posted by ブクログ
短い時間で感動したい人におすすめ。
わずかな言葉で、情景や心情を思い起こさせて、ときには未来を見せてくれるコピーってすごい。言葉を研ぎ澄ませて、5秒で人の心を動かすコピーライターってすごい。
月毎にページの色が違って心が躍る。誰かの誕生日に、ページに栞をはさんでプレゼントしたい。
Posted by ブクログ
最近、疲れているのかな(笑)。読んでるだけで涙が出てくるようなコピーもたくさんあった。
今の時代だと炎上しそうだな…と感じるものもあり、ここ十年ほどで世の中が大きく変わったんだなと思いました。
コロナ後のコピーをまとめたものがあったらぜひ読んでみたい。
Posted by ブクログ
・服が自信をくれて、自信が福をくれる
・不幸があるって、けっこう幸福だったりして。
・あなたの思い出す私の顔が、いつも笑顔だといいな。
・見事なサクラであればあるほど、長い冬の時間、耐えてきたことを思うのでした。
・自分がちっぽけに思えたら、その旅は、きっと正しい。
・はみ出さないと、生み出せない。
・花よりも美しいのは、花を贈る気持ちです。
・理不尽を知って、私、もっと強くなれ。
・ひとりで、抱えれば悩み。話せば笑い話。
・本を読むと旅に出たくなる。旅に出ると本を読みたくなる。
・もっと知りたいと思う子は、それを勉強とは考えない。
・文句も知性があれば、提案になる。
・「学生時代がいちばん良かった」なんて人生じゃちょっと寂しい。
・振り向いてくれないから、わたしはもっとキレイになれる。
Posted by ブクログ
日めくりみたいになってて、その日の気分にあった広告を見つけられるのが良い。
短い文で人を惹きつける広告ってすごい！って思った。
“素敵”で片づけたくないけど、素敵な言葉選びが出来る人に、、誰かに光を与えられる人になりたい。
Posted by ブクログ
一緒に働いていたメンバーがプレゼントしてくれた本。素敵なコピーとの出会いが、メンバーからの応援歌のような聴こえがして、じんわりが二乗。
「年齢を脱ぐ。冒険を着る。」
Posted by ブクログ
ある商品や企業の魅力を伝えるために考えられた「広告コピー」。
その中でも人生に気づきや希望を与えてくれる言葉をまとめた一冊。
言葉を操ることを生業にしている人たちが、一生懸命に考え抜いて生み出した「広告コピー」。
時折り、髄まで響くようなものもありました。
365個あるので、どんな人でも一つはお気に入りの「広告コピー」で出会えるのではないかと思います。
疲れた時は、この仕事に
就きたくて就きたくて
たまらなかった頃の
初心を思い出してみる。
20代の得票率、約35%。
60代の得票率、約75%。
あなたが政治家なら、
どの世代に向けて
政策を練るだろう。
元気な新人って、周囲の人まで
初心に返してくれるからフシギです。
やらない理由を
探すのがうまくなると、
成長は止まる。
薄着の
季節は
下心まで
見えやすい。
「全然勉強
してないよ」
リアルなのは
俺だけだった。
子どもに伝わるのは、
命令形ではなく肯定系です。
やるか、
やらされるか。
毎日「10分」早く帰る。
1年で「5連休」分の
家族の時間が生まれる。
本ぎらいな子が
増えたんじゃなくて
本が身近にない子が
増えたんじゃないかな。
世界の食糧の約1/3は、
ただ捨てられるために作られている。
股下は、遺伝。
体重は、努力。
今年やり残したことは、
たいてい、
来年もやり残すから。
年の瀬に渋滞を見ると、
この国はふるさとを
大切にしている人が
たくさんいるんだなと思う。
生まれ変わるなら、生きているうちに。
Posted by ブクログ
印象的なフレーズをいくつか
・普段を変えるそれが一番人生を変える
・習慣になった努力を実力と呼ぶ
・退屈なのは自分か世の中か
・生まれ変わるなら生きてるうちに
Posted by ブクログ
3.1
365日の広告コピー
「嫌々働くほど人生は長くない」
"エモい"ものから皮肉が効いたものまで、色々な企業の広告コピーが掲載されている。
仕事に関わらず面白く読めると思うのでオススメ。
#365日の広告コピー #webマーケティング #読書好き
Posted by ブクログ
2022年の1月1日から毎日このコピーを日記に写経することを12月31日まで続けてみました。
人は言葉で出来ていると考えているので、個人的に少し人としての完成度が上がった気がしてます（笑）
