【感想・ネタバレ】ブレッチェン~相対的貧困の中で~ (8)のレビュー

あらすじ

2020年、新しい年を迎え、楓花の周囲も華やいでいた。
そんな中、新型コロナウイルスのニュースが報じられるが、人々はまだ深刻には捉えていなかった。
しかし、学校休校、マスク不足など徐々に不穏な空気が広がっていった。
ブレッチェンはどうなる?
楓花にも不安が深まるが…!?
貧困にあえぎながらも、必死に前を向いて生きる少女の生き様を描くヒューマンドラマ、第8集!

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購入済み

難しい…

相対性貧困と、貧困が増えたコロナ
この話に持って行ったのは素晴らしいと思います
ですが現実を正確に描くとストーリー性が薄れ、ストーリー性を持たせると現実味が薄れてしまうループにハマってるかな…と思う巻でした
今回はコロナの時の経済状況を詳しく描いた為、ストーリー性が薄れてしまった印象です
相対性貧困とは何か…を風花を主人公にテーマを描かれていたのですが、コロナで貧困層が増え、風花が相対性貧困ではなくなっていく為、風花以外の話にばかり焦点が当たってしまってました。
主人公の影が薄くなってしまった…。

1
2023年06月18日

ネタバレ 購入済み

レポート感覚。

「相対的」貧困問題をリアルタイムで時事を反映させているので
読む興味は湧くがそれが面白さに繋がっているかは不明瞭。
というかアパートの主とか町内会長らしき人が盛んに弁説を奮うようになっているが今んとこどっかから切り抜いたような言葉ばかりなので
何が言いたいかというと世相を反映させようと急ぐあまりに論じることが他人の意見の書き写しになっていて
しっかり自分で更に調べて噛み砕いた形跡が見られないので
そこで読み物のマンガとしてはライトになってしまっている印象。
そもそも今回の学生を辞めてしまう事案に関しては苦境に陥った学生が出た一方それに対する援助も相当行われていたのもリアルタイムの当事者関係者は知っているのでそこは完全スルーで単なる悲劇の事案で扱われるとおいおい国の制度の事を伝えよく考えるっていうテーマとしちゃだいぶ足りてないどころじゃないなとちょっと我に返る巻でしたね。

#タメになる

0
2023年06月03日

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