【感想・ネタバレ】デカルトの憂鬱 マイナスの感情を確実に乗り越える方法のレビュー

あらすじ

ニーチェ、アドラー……そして次にくるのはデカルト!!《『思考の整理学』著者 外山滋比古氏 激賞!》「好奇心のまにまに知の世界を放浪。知的自由人も舌を巻く一冊」

【!】難問は分割せよ。【!】悲しみは少しずつ解消せよ。変えるべきは自分の「思想」だ。
絶対的な「真理」を見出した近代哲学の祖が導くスペシャルな人生指南!
いわば“外交的なコミュ障”だったデカルトは「初志貫徹」と「臨機応変」を両立せよ! と説く――

本書は、私たちに降りかかる様々なマイナスの状況といかに対峙すべきか、「デカルトは〇〇する」という身近な切り口から解き明かしていく。「悲しみは、ある意味で第一のものであり、喜びよりも不可欠である。そして憎しみは愛よりも不可欠である」「未練と後悔とを引き起こすのは優柔不断だけ」など、心にしまっておきたい金言がもりだくさん! 日本を代表する新進気鋭のデカルト研究者が、誰にでもわかりやすく読みやすい文体で、「まったく新しい視点」から解く、これまでにない画期的な哲学書!
◎毎日の生活で困ったこと、立ち止まって考えてみたいことがあったら、本書の出番!

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Posted by ブクログ

デカルト哲学は、この時代の哲学が理性の改善を追求した中で、方法を中心とした技術的なマニュアルを、掘り下げていった。学校教育を自身で振り返り、確実な何ものも得られなかったと反省した後、自分自身の改革として一から全てを組み替えていったデカルトの人生は、その哲学とともにスリルに満ちている。そんな事も含めて、多岐にわたる話題から語り出されるデカルトを交えた講釈が、本書の魅力。退屈なしに哲学に触れられる楽しい一冊です。

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2018年04月12日

Posted by ブクログ

デカルトという人が好きになる本。一度は見たことある名言の裏側に流れる文脈を知ることができるから、デカルト哲学をちゃんと自分の問題に応用する際の貴重な手引きになる。ということで、ビジネスにも役立つ。

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2018年04月11日

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