【感想・ネタバレ】腐蝕の惑星のレビュー

あらすじ

最初は正体不明の不気味な黒い影だった。惑星アンシャンティ。航宙士試験に合格し、希望にあふれる十七歳のティナの周囲で奇妙な異変が起き始める。巨大なホールにさっきまでざわめいていた人々が忽然と消失したり、白い紙魚が広がるように街のあちこちがなくなっていたり……。まるで何かに浸食されていくように街のあちこちが消失していく。そして、親しい人々、友人たちも。この世界はどうなってしまったのか? ティナが繰り返し見る悪夢にその真実がかくされているのか? あの名作がついに復刊!

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Posted by ブクログ

前半部のオチは大方の予想通りのはず。後半はぶっ飛んだことに、「エイリアン」ばりの、スペース・ホラー・アクション・エンターテインメントと化す。これが面白い。後半部の舞台設定やら、怪物の正体やらは、おおよそ三〇年前の作品だが、劣化速度の速いSFとしてはまったく古びていない。その一方で女性キャラの話し言葉や振る舞いには、時代を感じさせる。面白いもんだなあ。

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2021年11月18日

Posted by ブクログ

SF作品。前半と後半が「それ以前」と「それ以後」と分かれているのだが、後半はわりとわかりやすい話の運びになっているが前半はどんなふうな結末がくるのかわからない所がちょっとホラーな気配が漂っていて迫力抜群だった。後半の描写は私自身にSFの素養がないためちょっと想像力が及ばない所もあったけれど全体的にわかりやすく面白かった。

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2019年11月06日

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