【感想・ネタバレ】死屍累々の夜のレビュー

あらすじ

10人の男女を殺害し、6人の女と共に集団自殺を遂げた木裏健三。彼は老舗旅館に取り入ったのち売春宿に変貌させ、一家のみならず無数の人間を絶望に陥れた。過去に大学の助教授でもあった者が、非道な行為に及ぶ課程には導く過程にはなにがあったのか!? センセーショナルな「木裏事件」の全貌と共に、謎に満ちた男の内奥に綿密な取材で迫る、圧巻のフェイク・ドキュメンタリー!

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Posted by ブクログ

前川裕『死屍累々の夜』光文社文庫。

ノンフィクション風フィクションの文庫化。似たような作品に北九州監禁殺人事件をモチーフにした誉田哲也の『ケモノの城』があるが、比べるまでもない。事件の描写に思い切りは無いし、いつの間にか普通のフィクション小説になってしまっている。

前川裕は作品の出来に波があり過ぎて、なかなか安心して読むことが出来ない。

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2017年12月10日

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