【感想・ネタバレ】モナ・リザ・ウイルス 下のレビュー

あらすじ

ポスト『ダ・ヴィンチ・コード』はこれ!

ドイツ・ミステリーの新機軸となる、傑作エンタテインメント!

(下巻あらすじ)
ドイツ東部ではライプツィヒの市庁舎が爆破され、ミラノでは「最後の晩餐」が破壊された。
インターネット上では「黄金比」をもつ画像を破壊するウイルスが世界に拡散され続けていた。
FBI本部に召喚されたミルナーは急遽、長官から、ロンドンのワイズウイルス社でコンピューターウイルスの調査をするよう命じられる。

一方、神経美学者のヘレンは、ワルシャワのパトリック・ワイズとともにマドリードへ向かった。
プラド美術館でワイズの父親とヘレンの娘は落ち合うと思われたが、現地でヘレンは、娘に遭う代わりに犯罪に巻き込まれる。

ヘレンはこの時期、ルーヴルの修復センターに招かれていた。
それを知っていた老ワイズが、娘を救う条件としてヘレンに突きつけたのは、きわめて困難かつ最悪の罪をヘレンが犯すことだった。


「黄金比が諸悪の根源なのだ」――事件の糸は紀元1500年のフィレンツェにつながっていた。
プラドとルーヴル、二つの美術館に収蔵された双子の「モナ・リザ」、そして「モナ・リザ」制作にまつわる衝撃の秘密が明かされる圧巻の下巻!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

画像を破壊するコンピュータウィルス、美人コンテスト参加者の誘拐、蜂の大量死、美術品蒐集家の失踪、そして過去の物語が、世界中を移動しながら展開する。広げ過ぎた感はあるが、謎を残しつつ上手くまとめられているのは良。佳作なので他の作品もあれば読みたい。
アート好きとしては、やや許せん扱いもあるが、演出の一環。過去の話は創作だろうか、何か元ネタがあるなら知りたい。

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2024年06月11日

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