あらすじ
日々の生活の中で孤独を感じる場面、孤独を突きつけられる場面に、恋愛やセックスなどの性愛の領域があります。多くの若者が孤独ゆえに性に吸い寄せられ、そして他者との性関係の中で傷つくことで、さらに孤独を深めてゆく。この二面性があるために、若い世代にとって性は敬遠されがちな領域となっています。しかし、性は次世代に命をつなぐ媒体であるだけでなく、個人と社会と結ぶ媒体でもあります。他者と結ばれるため、そして社会と結ばれるためには、孤独と性に向き合う力を身に着ける必要があるのです。
本書は、多くの人が性愛の世界に参入するスタートライン=「18歳」という年齢に視点を合わせて、男子が今まさに悩んでおり、かつ今後の性生活及び人生にとっても重要だと思われる問いを示してゆきます。そして、それらに対する回答を通して、他者や社会、自分自身と「つながれない」ことで悩んでいるすべての人に、
「つながる力」を身につけてもらう一冊です。
現在18歳の男子、そしてかつて18歳だった全ての男子必読。“つながらない勇気”が社会をつくる!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
セックス=死のシミュレーションという考え方がとても面白かった。
私はヨガに通っているが、ヨガの最後の締めはいつも「シャバアーサナ」で終わる。これはサンスクリット語で「屍」を意味する。いわば、死の擬似体験という概念になるらしい。
「死」は人間が経験する体験の中で一番気持ちいいとどこかで聞いたことがある。
セックスやヨガ(他にはアルコールをはじめ様々あるが)…「小さな死」を経験することで、人は本能的にその快感を味わおうとしているのかもしれないと感じた。
また、「自ら問いを立て、それを解くために自ら行動する」ことが大切と述べられていたが、これは情報社会とも呼ばれる現代を生き抜くにあたり、重要な考え方であると思う。
風俗で働くのはダメなこと、と教えられてきてその意味を考えたことがなかったが、風俗以外の自分の価値観を今一度考えなおす必要があると思った。
「強度」っていう概念も面白いね(*^^*)
匿名
著者の主張がその都度明快に語られ、各論として読んでも有益だが、最後まで読み通すと背景にある著者の体験と深い人生観が開陳されており、もう一度読み返してみようという気になった。
Posted by ブクログ
「結婚は社会システムを維持するためのもので、個人の幸福のためにつくられたものではない」とか、そうそう!と思えることが多くて、読んでよかった。若いころ苦しかった自分に読ませたい。