あらすじ
法学部三年の田宮が、純粋な学問への興味から選んだゼミは超楽勝ゼミで知られる通称・龍三研究会(たつさぶゼミ)! 田宮以外は、付属高校出身のお気楽な金持ち連中ばかりの中で、ひと際ケーハクそうな代議士の息子・藤堂に、ほのかな友情を抱き始める田宮。一方、藤堂は田宮に自分と同じゲイの匂いを感じているのだが…。良家の子女が集う名門大学を舞台に繰り広げられる、一風変わったキャンパス・ラブ・ストーリー「1限めはやる気の民法」がついに文庫で登場!(この作品はボーイズラブ作品となります。)
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切ない
シンプルな表紙だけど、作品を良く表せていると思います。切なさもあるけど、悲しいお話ではないです。(最後の方に別筋で少し悲しいお話もあります)
Posted by ブクログ
真面目な田宮(たみや)は誰でも単位が取れてしまうお金持ちばかりの超楽勝ゼミに知らずに入ってしまう。
同じゼミの1人、政治家の息子の藤堂(とうどう)とは少しずつ友情を築いていたが、ある日藤堂に『御同類かと思った』と自分が認めたくない男への恋心を見抜かれてしまう。
よしながふみ先生のBLはどうしてこんなにも人間模様や心理描写が上手なのか。
自分がゲイであることを認めたくない田宮だが、それとは別に友人として藤堂を気にかけてあげる様子は人となりの良さを表している。
藤堂もそんな田宮に惹かれ、友情を築きながらもやはり恋心が並行している様子がうかがえる。
田宮を傷付けたくない故に残したメッセージは健気さを感じる。
BLではあるが二人をとりまく人間模様も面白く、楽しく拝読できた。
性描写は多めなので苦手な人は少し注意かも。
満足感がすごい
ゴールデンウィークキャンペーンの対象作品だったので試しに購入してみたんですが、最高でした…。
友達としてじりじりと距離を詰めていく前半、甘々ラブラブの後半と大好きな要素を500頁のボリューム感でしっかりと味わうことができ、大満足です。
Posted by ブクログ
藤堂と田宮いいなぁ。夫婦かなって位信頼しててラブラブで。藤堂弟と伊藤先生はかわいい。モヤモヤしてる伊藤先生最高です。弟の「お兄ちゃま」がツボ。寺田さん素敵。もう、みんなに幸せになってほしい。でもゼミの奴らはもうちょっと苦労してほしい。
Posted by ブクログ
藤堂の弟×大学の先生の話が好き。
サイドストーリーで藤堂が何故老け専になったか、が暗に提示されてるのだけど…先輩の心が壊れてしまったのはどうしてだろうか…。
にしても、藤堂兄がやたらオネエっぽくなっていくのが(笑)受けが男前すぎるからか。