あらすじ
自分の推しの為なら死ねる!! 2.5次元舞台に夢中男子の活動記録★ 「チケットがご用意できませんでした」「転売ヤー滅びろ!!!」 千明(ちぎら)は漫画好きなオタクめの男子大学生。大好きな漫画の舞台化に行ったら周りの客は女子だらけで!? 2.5次元舞台を初体験した千明は俳優の天真の演技に魅せられてしまう――。推しの出る舞台のチケットは死んでも入手する!! 2.5次元舞台に夢中男子の、ハイパーおっかけ活動物語★
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わかる!!!
2.5次元舞台をテーマにしているだけあって、細かいところまでリアルに描かれている。
同じオタクから見ても「わかる!!!」と、同意しかなくて、違う意味で感動した。
(チケット争奪とか)
観劇やファンとしてのマナーに関しても触れているので、マニュアルとしても読めると思う。
私好みの話です。
私自身は、まだ2.5次元舞台を観たことはありませんが、多分この先、観ればハマるかもしれませんね。そして、私としては、最終的に主人公の千明さんと俳優の天馬さんの個人的な接触があっても良いと思います。そうすることによって、仲良くなれれば良いと思います。
推しごとしてる人達の漫画
題材的にすごく好きな内容なんですけど、なんでかそこまで入り込めず…。なんでなんだろう…。全巻買ったので次の巻以降に期待したいです。
登場人物たちの自我が強い
主人公の「俺はこれが好きなんだ!!」という熱意は非常によく伝わってきました。何かを熱烈に愛し、夢中になっている人って「生きてる」って感じがして素敵だと思います。
しかし、夢中になるあまり周りが見えなくなってしまっているところがあるように感じます。2.5次元舞台にあまり関心のない友人の発言に怒って暴力を振るったり暴言を吐いたり、しかし友人の協力によりチケットが手に入ると急に掌を返し親友扱いする…こういう人ってリアルにも時々いますが、周りの人は疲れていると思います。ギャグ色の強い漫画だからと言ってこういうのを笑い話にするのはどうなのでしょうか。
また主人公の「(お気に入りの俳優に)認知されないようにしなきゃ、自分なんかが彼の視界に入るなんて…!!」という考え方もちょっと自意識過剰なのでは…と思いました。俳優さんたちは本当にそんなことを望んでいるんでしょうか。
主人公だけでなくオタク仲間の友人や主人公の姉も思いやりがなく自分本位な感じがして少し悲しくなりました。これは2.5次元舞台関係者やファンたちへの偏見を助長してしまうのではないでしょうか。
主人公たちがもう少し、優しさを持ち周りの人々のことも気にしてくれていたらもっといい作品になったのではないかと思います。