あらすじ
こんなあなたにおすすめ! ◎わが子の国語力は、他人には相談できないようなレベル。担任の先生にすら見放されてしまうのではないかと思うような状態で、授業参観に行くのもつらい。でも、放っておくわけにはいかない。親として何か手を打たなくては、と思っている。とっかかりになる簡単な方法を、まずは知りたい。 ◎塾に通わせているが、なかなか伸びない。華やかな合格実績の塾に通わせているが、今のところ、それとは大きくかけ離れた結果しか出ていない。なんとかして家庭でサポートしたいが、国語についてはどう教えてよいのか見当もつかず、困っている。 ◎国語の教え方の本をいくつか読んだが、試してもあまりうまくいかなかった。読解問題での線引きのしかたについての本や、作文の書き方のマニュアル本など、あれこれ手を出してみたが、内容が細かすぎて消化しきれなかった。もう少し大きな枠組みを示してくれるような本がないかと思っている。
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Posted by ブクログ
自由度が上がるほど、自分の力で考える力が求められる。
何も知らない子どもに、いきなり自由にやらせるのはある意味、責任放棄。
型を与えて、まずはまねをさせる。型をくずしていくのは型通りにできるようになってから。
特に国語は母語であり、普段感覚的に使っているため、なんとなくできてしまうところがある。
いつまでも感覚で読み書きをしているから、できたりできなかったりの繰り返し。
型を持つことの最大の強みは、再現性が出るところ。
Posted by ブクログ
まさにタイトル通り、子どもに国語をどう教えたら良いのか迷ったので読んだ本。
Q&A方式で書かれており、自分の知りたかった「読点の打ち方」についての疑問も載っていたので良かった。自分は子どもに、「読んだ時息継ぎするところに打つ」と教えており、おおむね正解だったが、著者の言う「ワンランク上の声かけ」として、「意味のつなぎ目(=接続語の後)に点を打つ」という答えはなるほどと思った。
接続語とは、「つまり」、「しかし」、「だから」など。まずはこういった、意味のかたまりと意味のかたまりをつなぐことばの後に点を打つ。
もう一つは、「が」、「ば」、「ため」、「て」の後に打つ。
Posted by ブクログ
国語の専門家だけあって文章がわかりやすく見やすい内容だった。
子供にどう教えるか、どう向き合うかと言う事が書かれてある。一つ一つの要所での声の掛け方が参考になる。ただ残念なのは専門用語が飛び交う難しい内容もあったのでそこがマイナスかな。