【感想・ネタバレ】いつも夢中になったり飽きてしまったりのレビュー

あらすじ

男性諸氏の憧れ植草甚一! 東京からニューヨークの街までぐるりと散歩と買い物。ジャズからちょっとマイナーな映画を勉強して、本の話で盛り上がったら最新のロックをつまみ食い。もちろんファッションやアメリカの風俗なんかも気にしながら……。ポップカルチャーが永遠なのか? J・J氏が永遠なのか? 昨日書かれたみたいな生き生きした文章とその感性は完全に時代を超越している。

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Posted by ブクログ

今回は内容がある程度テーマ毎に分類してあったためか、ひとつひとつのエッセイがすり抜けてしまうようなときが多かった。とくにモダンジャズに関してはなんらの予備知識も持っていなかったので、あまり覚えていない。

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2013年11月21日

Posted by ブクログ




ちくま文庫 植草甚一 「 いつも夢中になったり飽きてしまったり 」


洋書、ジャズ、映画のコラム。コラムは 短く編集されいる?読みやすいかもしれないが、雑然さが魅力の一つなだけに残念


洋書と映画についての著者のアプローチ方法は 宝探しに近い。広告にまみれた一般市場では見えないアングラな世界で、無名の良品を探しているように読める。ジャズについては、最初から一流に接している


「英語は全部平仮名みたいなもん〜意味が通じればいい〜それを繰り返しやっていると読むのが速くなる」

「見当つかないけど面白そうな安い本は、買ってしまっておくのがいい」は、本棚のスペースを考えると共感しにくいが、この考えが雑然とした面白さを生むのだと思った。たしかに 本棚が整理された人のエッセイは読む気にならない


ジャコテの詩集?は読んでみたい「自分のことばかり考えていると不透明な状態になるのが人生だ。自分のことなんか忘れた瞬間に、不透明な空はみんな透明になって〜自分の重みをまったく感じなくなるものだ」


最近興味を持った問題から、頭の中につめこんで、話す材料を余計にインプットした上で、講演に向かう著者の姿勢は興味深い












 











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2024年07月25日

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