【感想・ネタバレ】勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした 4のレビュー

あらすじ

戦王襲来、幻王暗躍!?

トラブル多発の宝樹祭が終わり、アルクレシア帝国の首都を訪ねた快人とアリス。人生初のギャンブルを体験することになった快人は、モンスターレースで一体のベヒモスと出会う。さらに、なぜか快人の存在を知っているらしい皇帝の招待を受けて、城へおもむく快人たち。待ち受けていたのは意外な人物。そして好戦的なあの方が……!!
ついに“世界の裏の支配者”が現れる!? アイシスとののんびりデートも描かれる、「モーニングスター大賞」大賞受賞作、第4巻!

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感想

良かった、

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2020年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 アルクレシア帝国編、戦王襲来編などが収録された4巻である。
 新登場したベヒモスのベルやアルクレシア帝国皇帝、戦王とその配下などに加え、この巻でも加筆・調整やキャラの前倒し投入が見られている。

 大きな部分で言えば、やはりアルベルト公爵家を陰から支えるメイド・イルネスの登場は指摘すべきポイントだろう。
 彼女の登場もまたネット版では今少し後になるが、彼女がメイドとして働いていること自体はこの当時から(というか物語開始時点から)変わりないわけで、ここでの登場と、物語への絡みなどは良好な前倒し判断だろう。
 幻王の思惑を探るオズマとの邂逅など、彼女もまた物語の背景で目立たないながら動きを見せているキャラである。

 アルクレシア帝国編における細かな修正・加筆や、まるまる加筆された死王様デート編の第三章など、全体的に書籍として仕上げてある4巻である。
 ただ、一冊としてのまとまりでは3巻のようなまとまりの良さに欠けてはいるので(この辺は致し方ない部分ではあるが)、その辺を加味して星四つ半相当と評価している。
 なお、今回もまたおちゃうさんのイラストは大変素晴らしいの一言である。戦王に撫でられてビビっているベルのカラー絵などは必見だろう。

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2019年10月08日

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