あらすじ
赤レンガの建物は
見ているだけでロマンチックな
落ち着いた気分になります。
シンボルツリーやガーデニングの緑にも
よく合うそのたたずまいは
私たちの心に自然にとけこみます。
「もし家を建てるのなら、レンガの家に住んでみたい」と
子どものころに夢見た人は多いはず。
しかし、現実ではレンガの家は坪100万円と高価で
多くの人はあこがれのままで終わせるしかありませんでした。
さて、本書の著者は「行列のできる工務店」の創業者。
人々の夢をかなえるべく、流通や施工のコスト削減に奔走し、
従来の半額で「レンガの家」を建てられるようにしたのです。
本書は、レンガ家の魅力を、24ページのカラーページを交えて伝えています。
省エネ性、耐震性、耐久性を兼ね備えたレンガの家を建てるときに
役立つ情報が満載です。
「あこがれ」を夢のままで終わらせたくない――。
そんな方に最適の一冊です。
本書は、弊社より2008年に刊行した『やっぱり赤レンガの家に住みたい!』の新装版です。
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Posted by ブクログ
赤レンガの建物が好きでレンガの家はいいなあと思うのだが、滅多に見かけない。外壁がレンガっぽい家は時々見かけるが、大半はおそらくレンガをタイルのように貼っているのだと思う。そこで、レンガで家を建てるのはどういうものかと興味があって読んでみた。
著者の会社は本当にレンガを積んで家を建てるのだそう。外断熱と内断熱に、さらにレンガを積むことで、冬暖かく、夏涼しい家になるのだそう。エアコンも長時間の稼働は不要だとか。
レンガで家を作る工務店の経営者が書いた本ということで、いいことしか書いてないのは承知の上だが、見た目だけでなく、居住性や資産性も含めて、レンガの家はよさそうだ。施主の方の話も少し載っているのだが、外が暑くても中は洞窟の中のようにひんやりしているというのが印象に残った。
地球の気候の温暖化のためか、近年は妙に夏が長い気がするし、何よりも私は夏が非常に苦手だし、電気代も上がってるし。冷暖房にお金がかからない上に、木の家よりも耐久性があってメンテナンス費用も掛からないのなら、もっと普及してもいいと思うのだが、あまり普及していないのはなぜだろう。建築費は「思ったよりもかからない」そうだが、どの程度なのか。あとは、本当にレンガを積んで建築できる工務店は、全国にどれぐらいあるのか?この方の会社は横浜ということだが、どのあたりまで直接施工するんだろう。ますます興味を持ってしまったが、これだけでは本当のところはわかりませんね。