あらすじ
未知の問題にであっても、自分の頭で考えられるようになるために。
「2020年 新学習指導要領」対応版が登場!
「学習の作法」とは、進学校やすぐれた進学塾では当然とされている学習法の基本、
昔のできる生徒がごく自然に身につけていた勉強への取り組み方のことです。
具体的には、
1 基本作法…できるようにする
2 習得作法…できることをさらに繰り返す
3 未知の問題を解く作法(1)…分析する
4 未知の問題を解く作法(2)…俯瞰する
5 応用実践学習作法…自分で説明できるようにする
の5つのものがあります。
1つひとつの作法を見ると、もしかしたら、「何を当たり前のことを……」と思われるかもしれません。
しかし、その「当たり前のこと」が身についていないばかりに、難しい問題を目の前にすると手も足も出ない、というケースがあまりに多いのです。
2020年の「新学習指導要領」をはじめとする教育改革後は、
センター試験が廃止され、「思考力・判断力・表現力」が重視されるようになります。
本書では、その傾向に合わせて「これからの時代を生きる中高生が身につけるべき作法」を増補し、
基本的な頭の使い方、思考プロセスを身につけるための実践的な方法をご紹介していきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
高校受験予定の子どもがいるので読んでみました。学習法の本は他にも読んだことがあるけど、役立たないと感じる本も多かったが、この本はとてもら役に立った。
紹介している参考書の選書が良かった。
Posted by ブクログ
子どもが受験に際してどのように勉強していけばよいか、高校受験をメインに書いてある。
受験はかなりシステマチックに技術が確立されているんだなと思う。
私が学生のころは、精神論だったり、眉唾ものの速攻成績が伸びる!というような、結局読んでも意味がない受験テクニック本はたくさんあったが、この本は実利的に見えた。
繰り返しミスをしない事から初めて分析する、俯瞰するなど、ステップアップしていくことが記載されていて、なるほどなーと感心しました。
子どもが、中学生になった時に、この本に書いてあることを理解して、勉強できるようになっているといいなと思うが、なかなか難しいですね。自分で勉強できるモチベーションを与えることが。