【感想・ネタバレ】部下がアスペルガーと思ったとき上司が読む本のレビュー

あらすじ

管理職や経営者、研究者などにも多く存在するアスペルガー、自閉症スペクトラムの人々を組織の中でいかに働きやすく環境を整えるか?臨床現場の体験をもとに円滑な職場づくりを提案する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2017年主に子供の病気ととらられてきたアスペルガーだが発達障害の一種として大人にも見られる。様々な行動様式を例示して分かりやすく対応を示す良書。

序章 発達障害の部下を持つと起こること 
第1章アスペルガー症候群とは 
第2章上司の理解が期待される時代 
第3章入社後すぐに気づく「部下の使えなさ」 
第4章不適応を予防するには移行期の学習が大事 
第5章ASDの部下は叱られることが大嫌い 
第6章女性の社員がアスペルガーだと思ったら 
終章 子供から大人へ、発達障害診断の未来

0
2020年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現在まさしくこの状況にいるので、何かヒントになればと思い読んでみました。
特性は理解できましたが、「円滑な職場づくりの提案」と紹介にある割にその部分はサラッとしてます。
「上司が理解して味方になってあげるべき」ってことだそうです。

これまでに様々な資料も読み、ASDの特性は理解できていると思います
この特性にこれまでの彼の人生における経験値が加味されて、大変性格の悪い人になっているように思っています。
イコール、どんなにこちらが勉強したとしても、毎日の職場で接するのはとても大変です。
それでも、直属上司の立場になる人が理解して受け入れて対応しなければならないと更にプレッシャーをかけられている気分になる本でした。

私の上司は「まあなんとかがんばって」という態度でしかないのに。
異動も望めない終わりのないこの環境。
疲弊しているこの気分は誰が理解してくれるんだろう。
本の評価とは関係のない愚痴になってしまった。。。

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2017年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

部下を持つ立場になって、初めて持った新人がどうやって教えても仕事を覚えず、余計なことばかりをやらかして、大変だった頃を思い出し、今後もそういう部下を持つことが増えるだろうから、何かいい手立てはないかと思って購入。本屋で見かけ、あまりにぴったりなタイトルにも驚いた(笑)

読んでみて、なんとなくその特性は知っていたけれど、新しい知識としては、「これは叱責ではない」と伝えることが大切なのだという部分。
ついイライラして、叱ってしまうと責められているように感じ、もともと反省という点も弱い彼らとの関係性は悪化するばかりなので、そこは押さえておきたいところだ。
ただ、実際くそほど忙しく、余裕のない職場で、こんな対応をしていられるのかどうかというのが正直戸惑う。上司は学校の先生だというけれど。最近会社は学校みたいなもので、宿題(仕事)はほったらかしじゃなく、先生に見せたでしょうとか、名札もしているでしょう、とか言われたことを思いだして、やっぱり上司は先生をしなければならんのかなぁと、ぼんやり思ったのでした。

そういう覚悟を持つにはいい本だった。発達障害の本は今まで少しばかり齧ってきたけれど、当事者の本ばかりだったので、ちょっと新鮮だった。
これを発達障害の方が読んだら、どう見えるのかな。

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2017年06月18日

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