あらすじ
現在、信用に基づいた経営強化が求められることで、改めてCSR(企業の社会的責任)が注目されています。
商品・サービスのレベルから経営体制まで、倫理的な活動が、企業評価を大きく左右することがその根底にあります。
また、単なる倫理的活動の強化ではなく、その活動が本業から生み出されることで、事業そのものの成長につなげるCSV(共通価値の創造)もCSR経営の重要性を後押ししています。
そのようなCSRを、本書はマンガでわかりやすく解説しています。
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Posted by ブクログ
CSRとは「環境に良い事」のようなザックリとした理解だったが、全然違っていた。読んで良かった。
ヨーロッパで生まれたマネジメント手法で、それは従来の日本企業(老舗)が実践していた事と大きく変わらない。
そこに住む人々、土地の為に。お付き合いがある人との繋がりを大切にし。必要とされる商品を生み出し、提供する。そして従業員が幸福になり、会社が繁栄する。
こう書くと「当たり前」の事のような気もするが、そういった理念で自分は仕事をしているのか?
儲かる事の一辺倒になっていないか?
CSRの考え方が身につくと見えてくる社会課題があり、
その社会課題に対してどうアプローチするかがビジネスの本質だろう。
そして、漫画パートが意外に良く練られていて面白かった。