【感想・ネタバレ】初級者のためのギリシャ哲学の読み方・考え方のレビュー

あらすじ

「幸せ」を大切にした古代ギリシャの哲学者たち。ソクラテス、プラトン、アリストテレス……偉大なる論客たちの多彩豊富な哲学語を巧みに整理し、著名なエピソードを取りあげてわかりやすく解説。複雑に絡み合う思考が、すんなり頭に入ります。
さらに、タイトルは知っているけれど、ほとんどの人が読んだことがない『ソクラテスの弁明』から、ぶ厚い、なおかつ難解な『国家』、『ニコマコス倫理学』まで、読まずに人生を終わるなんてもったいない名著、絶対に押さえたい名作の数々は、“一体どんな本なのか”も解明! これであなたはもうギリシャ哲学通!

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Posted by ブクログ

著者の考えに引っ張られるような気もしたが、入門書としてとてもわかりやすく、いい一冊だと思う。足りない部分は、これから他の本も読んで補っていきたい。

友人から「なぜ私だけが苦しむのか: 現代のヨブ記」の感想を聞いていたため(わたしは未読)、「神は人間を愛している」「なのになぜ人間たちを救ってくれないのか?」というのは、かなりキリスト教的な考えであり、ギリシャ哲学では「神は人間に対して何もしないし、むしろいい加減な神託さえします」というあたりが興味深かった。

ギリシャ哲学の勉強が終わったら、ギリシャ神話や聖書についても学びたい。

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2021年05月23日

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