【感想・ネタバレ】オリジナリティ 全員に好かれることを目指す時代は終わったのレビュー

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Posted by ブクログ 2018年12月09日

オリジナリティとは何なのか?を事例や実践している方へのインタビューで示している良書。
現実に実践できる人は一握りになるだろうし、覚悟や苦労もあるが実現できれば楽しく実りのある道を歩んでいけるだろう。何より自由だ!

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Posted by ブクログ 2024年04月24日

ビジネス書として、オリジナリティを見つける&高めるためのヒントを探そうと手に取ったが、飲食業界でオリジナリティを発揮して活躍しているロールモデルそれぞれがシンプルに面白く、楽しく読んでしまった。

オリジナリティを発揮するためのヒントとしては最初に総論として51個が紹介されているが、意表を突くものは...続きを読むない。
また、中には矛盾するものもある。(早くスタートする←→スタートは遅くてもいい)

多くのヒントに共通するのは、自分の思った道を行くということ、周囲に合わせないこと、ひたむきであること、である。
自分が思うベストがあるのであれば、常識を破壊する異色の組み合わせを試してもいいし、王道を攻めても良い。
値段を高く設定してもいいし、辺鄙な立地を選んでもいい。

ただしどのルーツを選ぶにしても、応援してくれる人やファンを大事にするとか、料理の研究や練習を徹底的にやり通すといった基本的な徳は大事にしなければならない。

本書の中で登場する、「円(えん)」という概念は興味深い。これは守破離に近い。
伝統、基本、王道、常識のような保守的な領域と、個性、進化、革新、創意工夫といった先進的領域、そのボーダーラインを意識するのが「円」だ。
この円のラインをどこに引くかというのは個々人によって異なるが、評価を得るのは円の半径がしっかり大きい人なのだと思う。

オリジナリティを発揮するためには守破離の守をまず抑えなければならず、型破りをするためにはまず型にはまる必要がある、ということに共通する。

自分なりのオリジナリティを発揮するのであれば、まず守となる円の中(基礎)を、自分の興味のあるテーマに邁進して全力で固めていくのが先決、ということだろう。オリジナリティは、その先にある。

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