あらすじ
「君を殺してあげる。だから、君の絵を描かせて――」
大学生の祐樹は、有名画家の
父の代わりに絵を描くゴーストペインター。
息を潜めるように過ごしていたある日、
美しい吸血鬼の青年、レオが現れる。
血液の代用として「キス」を提供する
祐樹だったが、行為は徐々にエスカレートし…。
悲しい過去を背負い、
自分を殺してほしいと願うレオ。
彼に惹かれながらも
ただ絵を描くしかできない祐樹。
自分の"色"を失った青年と
生きることに絶望した不老不死の吸血鬼の
切なくも鮮やかな日々――。
感情タグBEST3
切ないけど感動
涙が溢れそうです。辛い運命からレオに連れ出され、愛し合って本当によかったです。あと、絵がすごくきれいで、2人の気持ちはちゃんと伝わっています。涙
ちょっと物足りない
さらっと読むにはいいですが、ちょっと浅い印象で、何度も読み返したいとまでは行きませんでした。
父親との関係も何となく宙ぶらりんのまま。レオが出て行って一波乱あるかと思いきや割とすぐに見つかってすんなり元サヤ、で、あっさりエンディング。
もう少し読み応えが欲しかったです。