あらすじ
兄との関係で悩み家出をした楓（かえで）は、淋しそうな目をした男・佐伯（さえき）に拾われる。加虐性愛者である佐伯との行為に溺れていく楓だったがある日、佐伯の部屋から「遺書」を見つけてしまい……!? 加虐性愛者の男と家出少年がお互いのスキマを埋め合う、ひと部屋の恋。
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私は推したい漫画です
偏った性癖を持つ佐伯と、偏った愛を受け止めきれず家出した楓の出会いは、偶然じゃなかったー楓と過ごすうちに佐伯が変わっていくところや、楓なりの佐伯への尽くし方など、結構濃い内容。
たぶん読み返せばまた新たな発見がありそう。
お気に入りの作家さんに加わりました。他の作品も読みたいです！
Posted by ブクログ
加虐性愛者というのはよくわからないけど、酷い抱き方をするからって愛してないわけじゃないし、愛してるからってそれを受け入れられるわけでもないし、酷くされるのが好きなわけじゃないけど、自分に酷いことして嬉しそうにしてる彼のことは大好きだったり。頑張ってどうにかなれるならそれは幸い。それを運命と呼ぶかもしれない。
体が先行しているように見えるけどそこにまず想いがないと先行できないこともあるし。今までの恋人のように自分もこの人からいつか恋の冷めた目を向けられる日が来るのだろうかという不安の方が酷い抱き方をされるより余程苛んでくることもあるし。恋人の泣き顔を可愛いと思う自分を受け入れられてるわけでもないし。受け入れることは必ずしも自己犠牲精神故というわけでもないし。
単に受けが攻めのことを受け入れてくれる話、というわけでもなくて、自分を否定することなく自分が受け入れられるように少しずつ変わる話、かもしれない。
２人が出会ったのはきっと運命だったんだろうな
楓くんの纏う不思議な雰囲気、なんだか天使みたいだなと思った
印象的な台詞がやシーンがたくさんあって、何度も読み返したい作品になりました
匿名
絵柄が可愛くて購入しましたが、ストーリー大満足です。
近親相姦紛いの状況から逃れるために家出した楓と、自分の性的嗜好と恋人から遺された遺書の言葉に囚われたままの正彦。
2人で暮して行くうちに、正彦にさらに惹かれていく楓が可愛い。
愛しているよ、覚えていてね という言葉が印象的で、読み終えてもしばらく余韻が残るお話しでした。
匿名
雰囲気が独特
ちょっと雰囲気が独特で、好き嫌いというより、好きか「んー？」となる感じだと思います。
簡潔にいうなら、加虐性のある性癖に悩むお兄さんと子供っぽいけど包容力がある男の子のお話なんですが、最近多い痛激しめのドロドロな描写ではないので、そういうのが苦手でも読めるかなと。
（玩具を使う描写はありますが、無理矢理感もないですし、もちろん流血とかもない超ソフトなちょいSMみたいな感じです）
自分の性癖に悩む攻めと、それも込みで攻めを好きな受け。絵はそんなに好みじゃなかったけど、試し読みで雰囲気が好きだなーって思って買ったら、思ってたより刺さった(笑)
良かった
楓が素直で可愛かった。佐伯の性癖もそこまで酷いものじゃなかったので読みやすいと思う。個人的にはもう少し濃いエッチが好きだった。でもハピエンで良かった。その後の話がきになります。
