【感想・ネタバレ】酵母パン 宗像堂 ~丹精込めたパン作り 日々の歩み方~のレビュー

あらすじ

ページを開くたび満たされる幸福を生むパン。

沖縄にある「酵母パン 宗像堂」。ファン層はいわゆる意識の高い女性にとどまらず、陶芸家、ファッションデザイナー、ミュージシャン……と、幅広い層に人気なのが特徴です。多くのパン好きが待ち望んだ宗像堂が、満を持しての登場となります。

宗像堂は、掛け継ぎの天然酵母を使い、自作の石窯で週に2日、パンを焼きます。毎日焼くことで焼きたてを売りにするパン屋が多い中、冷めたてをオススメする宗像堂。その理由とはいったい? パン作りの哲学から実際のレシピを通して、宗像堂の人気の秘密を解き明かします。

そしてなんと、宗像堂のパンが作れるレシピ本邦初公開! 角食、バケットをはじめ宗像堂の代表的なパンのレシピを紹介しています。

沖縄の陶芸家・大嶺實清さん、農家の当間嗣平さん、人気バンド「ザ・クロマニオンズ」の甲本ヒロトさん、人気ファッションブランド「mina perhonen」デザイナー・皆川明さんとの対談は必読!

パン屋を超えたパン屋を巡る、パンの本を超えたパンの本。ページをめくるたび、幸福感に包まれることをお約束します。

フィックス型EPUB40.7MB(校正データ時の数値)。

※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
※この作品はカラー版です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

――これは
人の、命の、
在り方の、話だっただろうか

自分という命が
そこにあって
心を込めたものを
何かにしたい
カタチにしたい

それが誰かに届いたなら
嬉しい

それが
誰かを少しだけ豊かにするなら
嬉しい

自分という形
食べものという、形

それは交歓だっただろうか

いつか消えてしまうそれは
生きる意味にも
似ていたかも しれない

目の前の誰かを
胸の中の言葉を

大切にしようと
思った

―それはきっと
宝物だよ
かけがえのないものだと
思って 真摯に向き合って
扱うのなら きっと 何かが
応えてくれる

そんな希望を教えてくれた


――そうだった
これは、パンの作り方の
話だったのだ

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2019年07月28日

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