【感想・ネタバレ】自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質のレビュー

あらすじ

東日本大震災時に統合幕僚長を務め、『シン・ゴジラ』自衛隊トップのモデルとされる自衛官が、人を動かす極意、「地経学」の重要性、「戦力回復」の真髄まで、ビジネススクールが教えない戦略の本質を明らかにする!

なぜ私は東日本大震災のとき、福島第一原発に対してヘリ放水を「決心」したのか――。当時、自衛隊トップの役職である統合幕僚長を務め、映画『シン・ゴジラ』の統幕長のモデルともされる伝説の自衛官が、自らの経験を振り返りながらいま、戦略を語る理由は何か。

世界がますます不安定化するなかで、変化に機敏に対応するためには、これまでのPDCAに基づく戦略だけではなく、自衛隊が最も大切にする「IDA」サイクルを理解し、さらには経営戦略の源流である軍事戦略を知る必要がある、と折木氏はいう。

その他にも本書では、日本のアカデミズムが取り上げない「戦史研究」の意義、危機の現場で人と組織を動かすための極意、地政学を超える「地経学」の重要性から、戦略の成功確率を上げるための「戦力回復」の真髄までが、一気に語られる。

ビジネススクールでは絶対に教えられない、しかしビジネスパーソンがいまどうしても知らなければならない、明日を生き抜くための「戦略の本質」。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

大きな組織を動かすとか、その中で動くとか、そういう観点での発見を期待して読んだ。「経営において、情報を最も有しているのは中間管理職」だとか、「戦力を逐次投入するほど愚かな策はない」だとか、その辺また読み返そう。
読むのにちょっと間をあけすぎたので。。。
働きすぎかなぁという自分自身の意識からか、一番目に留まったのは戦力回復の話。遅れて発現する疲労とか、組織では常に誰かが疲れているものだと思ってフォーメーション組むべきとか。

0
2018年06月03日

「ビジネス・経済」ランキング