【感想・ネタバレ】真夜中の犬のレビュー

あらすじ

深夜2時、渋谷。少年院から出たばかりの貢は北勢会のチンピラを蹴り上げていた。そこへ止めに入った美少女、マキから、元警察官“狛犬”を紹介される。貢は、社会からはみでた「ドロップ・アウト」たちの共同体に見せられていく。だが、その狛犬を執拗に狙う北勢会・村内がいた……。セックスと暴力を通じて、人間の愛憎劇を描いた、花村ワールドの切ない愛情物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

物語としては、その後の狛犬の行動なぞ、ちょっと陳腐?という気がするんだが、貢が死んじゃった時思わず涙が出ちまってぃ。意外と感情移入していたらしい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

萬月の世界に出てくる人物像は、リアルな世界だと決して交わらないであろう(出来れば避けて通りたいぐらい)はずなのに、何故だろう?最後には完全に感情移入されてしまう。主人公の痛みがまるで自分の事の様につらくなってしまうのです。

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2010年11月06日

Posted by ブクログ

私はこの手の本をほとんど読まないので、とても新鮮だった。そこそこ分厚い本だが2日で読めた。表紙には「長編ハードロマン」と書いてある。私は「長編ハードロマン」がすきかも知れない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

思いのほか凄惨。〝マルクス全集を全巻読破した!〟と言いながらトカレフを撃つのだが…「マルクス全集」は存在しない。

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2010年08月14日

Posted by ブクログ

暴力、ドラッグ、セックス
この作品も作者得意のジャンルを堪能した



不器用である意味真面目でまっすぐで
自分には無い部分、だから面白いと思うのか

この人の審美眼的なものには
いかんいかんと思いながらもついつい吸い寄せられそうになる



今作ではあくまで脇役なんだが“幸子”の存在感がスパイスになっていた

身体障害者然としたところだけではなく
きちんと人間臭さ、残酷さも出ていて良かった

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2010年05月21日

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