あらすじ
前作から1年。次男の育休明けからしばらくが経ち、子どもの成長とともに、仕事と子育ての両立に悩み、精神的にも体力的にも苦しむようになった著者が、葛藤の末、大切なことに気がつき、かつての自分と同じように今悩むお母さんを、ほんの少しだけ楽にしたいという思いで綴ったエッセイ。
「次男の育休明け半年後、私の糸は、プツッと音をたてて切れた。がんばりすぎて、悩みすぎて、両立が辛くて、逃げ出したくて、パンクした。毎日泣いて暮らして、家族に迷惑をかけた。でもたくさん話し合って、おかげで一番大切なものに気づいた。がんばるところを、少し減らせるようになった。これは両立の仕方を説く本ではありません。たった一言でもいいから、今辛いお母さんを、ちょっとだけ楽にする言葉が、どっかに埋まっていることを願って、ただ、それだけのために書いた本なのです」(著者より)
■朝着替えをする前に敵が無数に現れる
■出勤前は母ちゃんの反省タイム
■私、仕事やめますといった日
■やめられるなら夫に感謝。続けられるなら家族と職場に感謝
■子どものしつこさに負けるな
■寝る前は大運動会・・・ほか。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
エピソードトークが面白いし、著者のワードセンスや考え方が好き。
子育て真っ只中で救われる言葉がたくさんあった。
子育て以前に「幸せとは」を考えさせられたし、
今に感謝して今を大切にしようと思えた。
Posted by ブクログ
私は一児の父親ですが、ひとつひとつの表現から子育てしながら働く親のエネルギーを感じました。何度か、そこまでか、、と苦しみが伝わってくる部分も少なからずありましたが、全体的には使われてるワードにはユーモアがあり、読んでて爽快感があってスッキリする内容でした。
心に刺さったところは、自分の幸せは、誰かに依存せず、自分で成し遂げるという心のあり方、大変共感できました。
Posted by ブクログ
初めはすごく共感できましたが、とても頑張ってご自身でされている様子や責任感が強すぎて、だんだん読んでて苦しくなってしまいました。とはいえ、気軽に読めて全体的には面白かったです。
Posted by ブクログ
お医者さんの筆者が男の子二人を育てながら働くドタバタ日常。
いつ寝てんの?って感じのスケジュールで毎日過ごしており、読んでいるこっちが心配になる。
Posted by ブクログ
母ちゃんドクターの「笑える」「泣ける」子育てエッセイ最新刊。
■朝着替えをする前に敵が無数に現れる
■出勤前は母ちゃんの反省タイム
■私、仕事やめますといった日
■やめられるなら夫に感謝。続けられるなら家族と職場に感謝
■子どものしつこさに負けるな
■寝る前は大運動会 ・・・ほか。
--------------------
飾らない日常生活の数々に、
共感と尊敬を覚える1冊。
男の子2人って、すごいんだな、と。
筆者の暴言や横暴も、その後の反省も、
手に取るように浮かんで、こちらもしんどくなるくらい。
でもこうやって本を書いて、
自分の勉強もして、
時間を捻出してるのはすごすぎる!
何事も、自分のことも、家族のことも、
あきらめないって大切だ。
最初からセーブせずに、
一度壊れるくらいぶつかってみることもありなのかも、
と、
「無理しなさんな、私」という
本のメッセージとは逆の感想を抱いてしまった私。