【感想・ネタバレ】完全犯罪のエチュードのレビュー

あらすじ

夜の顔を持つ美人作詞家が、新宿のホテルで、薬物による死体となって発見された。浴室の床には、ユリの花弁が敷きつめられ、備えつけの便箋には、遺書を思わせる、美しい詩が――。捜査を進める牛尾、青柳ら、新宿署員が追いつめた意外な、そして哀しい真相!(「敗れる花」) 物語の中に、人間の真実を彫り込む、森村ミステリー・ワールド、珠玉の六編!

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Posted by ブクログ

短編集。全て難解な事件なのに、流れるように華麗な推理で犯人が捕まってしまう。綺麗過ぎて、なんとなく不満。

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2010年02月14日

購入済み

完全犯罪のエチュード

新宿署の牛尾刑事や青柳刑事の事件簿ふうな6短編である。

敗れる花
尾高和子がホテルで自殺した。残されていた「遺詩」は、最優秀作詩賞に輝いた作詞者野川行彦の詩と瓜二つであった。

見忘れた夢
夏沢紳夫は暴力団松沢のボッタクリバーで高額な支払いを要求され、2階の窓から飛び降りて脱出を図ったが、運悪く中沢の運転する車にひかれ死亡する。松沢が何者かに殺害される。捜査を進めると夏沢と中沢の「見忘れた夢」が明らかになる。

善意の傘
米山明が他殺体となって発見される。牛尾刑事が駅にある善意の傘を借りると、その中に米山明と名が刻まれたホテルカードが残されていた。この傘を借りた女性、山葉京子と米山の関係が浮かび上がってくる。

定年のない殺意
伊庭は上司である市野常務と妻の風聞に対して、殺意を心の奥に秘めていた。伊庭は定年退職するが殺意は消えなかった。伊庭は市野の好物である相模堂の煎餅を持参して市野を訪ねる。そして、、、、証拠を残さないよう煎餅は持ち帰るのだが。

途中下車する女
定年を迎え自由な身となった古木は、たびたび見かけている「途中下車する女」が、密室殺人事件に関わっていることを突き止める。彼女は新人女流作家の佐粧弓子であること知り、美人である彼女に接近するのだが、、、、

致死音
夫婦喧嘩で興奮した妻が夫に向かって投げた懐中電灯。開いていた8階の窓から落下した。下を歩いていた資産家の梅原を直撃し死亡した。はたして単なる事故か、牛尾刑事は浮気をしているその妻にも疑いを向けるが、、、。時期を同じくして、8階の住人から風のつよい日に異音がして寝付けないと管理員にクレームが出ていた。

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2026年06月30日

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