あらすじ
町から遠く離れた深い森の中に静かに佇む全寮制の私立女子校、聖マグノリア学院。学院の寮舎の側にはバラの咲き誇る温室があり、月の明るい晩に資格のある者が温室の前に立つと、ドアが招く様に開かれる…。待ち受けるのは古代の大地母神に仕えた沈黙の神殿の巫女の生まれ変わりだという銀色の髪の少女。不思議な少女は声ならぬ声で囁く。『あなたの心を縛る秘密の鎖を私に預けなさい』と――。『恐怖クラブ』第3巻には、「秘密クラブ編」第一夜、第二夜を収録。
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シリーズ3
誰にも言えない悩みを抱える生徒たちが集う"恐怖クラブ"。興味を引かれた生徒たちが温室へ一人また一人やって来て、自分の話を始めます。"恐怖"よりファンタジー寄り?
秘密クラブ編「第一夜」、「第二夜」→温室に現れた目が見えず言葉の話せない女性。そして秘密を抱えた女の子たち。第一夜ではちさの吸血鬼の幼なじみが自分のせいで死んでしまい……。ちさの涙と後悔が幼なじみの母の心に沁み許された?
第二夜では匠子につきまとう同級生。特に親しくもなく、むしろ少し疎ましく思っていた子。最後にお互い本音で話すことができ無事和解。もっと早く話せていれば……。そして温室の女性自身不穏な感じあり。