【感想・ネタバレ】小泉進次郎と福田達夫のレビュー

あらすじ

「小泉家って親子の会話もワンフレーズなんですか?」(福田)
「そりゃね、ワンフレーズじゃ済まないよね」(小泉)
自民党若手政治家の中でもっとも期待される2人、小泉進次郎氏と福田達夫氏の対談本が実現しました。総理だった父のこと、世襲政治家の家のこと、そして自分の夢のすべてを、初めて語り合った衝撃的な1冊です。
2人は2017年の農政(全農)改革で、自民党の農林部会長と部会長代理という立場で、初めてタッグを組み、大仕事を成し遂げました。その過程で、お互いを知り、認め合い、まるで昔からの親友のような関係になったのです。
「うちの親父(小泉純一郎元首相)は、政治家になると友だちなんかできないと言ってた。それが政治の世界だと」(小泉)
「確かに友だちはいなかったかもしれなかったけど、お父様には仲間がいた。うちの親父(福田康夫元首相)とか森喜朗首相は兄弟だった」(福田)
2人は驚くほど素直に意見をぶつけ合います。農政改革の現場では、敵陣に真っ先に攻め込んで暴れまわる騎兵隊長が小泉氏なら、そのあとを粛々と占領していく歩兵隊長が福田氏。個性は違うけれどもぴったりと息のあったコンビは、小泉純一郎総理―福田康夫官房長官時代を彷彿とさせます。
司会はテレビの政治解説でもおなじみの、時事通信特別解説委員の田崎史郎さん。2人の本音をどんどん引き出していきます。
日本の未来を担う2人の本当の姿が見えてきます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく面白かったです。

セミナー講師を業とする私としては、小泉進次郎氏のトークは、学ぶところがたくさんあります。そのため、常に関心を持っています。

今回はそれとは別に、政治の舞台裏が本音トークで展開される期待で読みました。農林中金改革について、新聞報道だけでは分からない経緯が取り上げられていて、興味深かったです。

農林部会長には担ぎ上げられたかと思っていましたが、見事に改革を推進して、政治家としての血となり肉となった様子がよく分かります。物事をポジティブにとらえる大切さを読み取りました。

TPP担当から、農林部会長へ。「国民の皆さんへ」のメッセージ。国民は言うまでもなく消費者ですが、消費者と立場が対立するはずの生産者の方々も、また別の場面では消費者です。

私たちが生産者の生活を慮って、TPP11後の消費行動を自分の考えで見る目を持つことで、消費者も生産者もハッピーになるのではないでしょうか。

「国民の皆さんへ」のメッセージの意図が、良く伝わってきます。そう思うと、福田氏のサポートは大変素晴らしかったのだろうと想像します。

これからの日本を背負うお二人に、大いに期待したいです。

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2017年12月30日

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