【感想・ネタバレ】ママを殺したのレビュー

あらすじ

最愛のママが、二〇一六年十一月七日、肝硬変、腎機能障害による多臓器不全で亡くなった。
亡くなったと言うよりは、死んでしまった。
死んでしまったと言うより、死なせてしまった。
いや、死なせてしまったと言うよりは………
私が殺した。
(「はじめに」より)

画面から消えていた11年間。女優・藤真利子の壮絶な記録。

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Posted by ブクログ

自分が殺したのではないか
と思うほどに
お母様を愛してらした
もう少し 自分がお母様にとって
正しい道を選択できていればという
後悔を娘がもっていること
殺したという言葉は
愛していたと同義語なんだと思った

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2017年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

親が92歳になっても、胃ろうになっても人口肛門になっても、皮膚が湿疹でぐじゅぐじゅになっても、それでも生きていてほしいと思うんだね。
幼少の頃からほとんど母ひとり子ひとりで(作家の父親は愛人と別に住んでいたらしい。)一卵性親子と言われてたというからそれもうなづける。
著者がユーミンや林真理子と懇意なのは知っていたけど、
貴乃花関、見城氏とも親しかったのね。奥田えいじ、安藤和津やパートーナーのカズくん、介護スタッフやあらゆる人の支えがあったとはいえ舞台や地方公演、ドラマをこなしながらの介護は想像を絶する。
母親も晩年は病気のオンパレードだったかもしれないけど、
大好きなハワイに娘と何度も行ったり車椅子になってからもユーミンのコンサートに行ったり、娘の舞台を観にいったりできて幸せだったんじゃないかな。
大学を出でないからって結婚に大反対されたカズくん(それなのに誰よりもこの母の介護を積極的にしてた)と末永く幸せに過ごしてほしいと心かた思った。

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2017年12月30日

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