あらすじ
強引な唇、刻む指先、甘美なハンドクリームのニオイ。快感の記憶が私にしつけられてる…!! 男に負けないように片意地張って生きてたら、いつの間にかかわいげのない女になっていた私。好きな同僚の赤磐にも当然のように女扱いされてない。素直でかわいい女になりたいなんて、とても言えない。そうこうしているうちに赤磐が転職。ひそかな片想いは何も始まらないまま静かに終わった。そんなある日、仕事で終電を逃した時に偶然、赤磐と再会して…？ 表題作の他、「ねこなで声でいきたいの」「つながる体が発露する」「揺れるカラダにキスをして」「劣情キャスティング」収録。※この作品は雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」に掲載、または短編よみきり配信されたものを再編集したものです。デジタル配信版の雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」または短編よみきり配信をお求めになった方は、コンテンツ内容が重複する場合がございますので、ご注意ください。
...続きを読む感情タグBEST3
作者買い
佐々江先生の作品はどれも深みがあって、Ｈまでの流れも行為も自然。Ｈ抜きにしてもストーリーに入り込めるし、良い意味でTLの読後感じゃない。どの話もよかったし、絵もキレイだし、お値段以上の満足度。作者買いですが、大正解でした。
うーん…。違ったなぁ。
1話目は同期プログラマーの男女で、彼女は彼のことが気になっていたが、２人はもはや異性ではなく仕事の同志という関係。
彼はある日突然、女のユカ先輩が立ち上げた会社に転職すると言われショックを受ける。
転職後、彼と居ると携帯にユカ社長から電話があって彼は｢今は1人だから｣とか、その電話内容も前日に新卒の歓迎飲み会があって、ちゃんと女の子たちを送ったかの確認電話だったけど、なんで転職後直ぐの彼にそんな大層な役目をさせてワザワザ彼に確認電話してくるのかなぁと思ったけど。ユカ社長がその女の子たちに直に電話確認すれば良いのに？と思ったけど。
その事で彼と彼女はユカ社長に私のことを隠したという事で彼女の方から今後もう会わないと言って連絡断つも、やはり意地を張ったのを後悔して黙って彼のマンションへと行くと、マンションから彼とユカ社長が出てきた所を見てしまい、彼は｢ちょっと急ぎのものを家に取りに来た…タイミング悪い｣って誤解だからねって言ったけど、彼の家にワザワザ取りに来るのもおかしくない？って誰が見ても不審がるけどね。
2話目も彼女は同期の彼と社内恋愛してて同棲してたのに彼は女ぐせが悪いらしく今回は別の部署の女と浮気してて、その事を社内でもヤリチンと言われてる湯原に彼氏と別れたら？と言われてたけど、彼女としては浮気されても彼氏と結婚したいから、余計なお世話！と怒鳴る。
でもある日、同棲してた部屋に突然彼氏とその浮気相手が乗り込んできて、彼氏から言われるのはまだ分かるけど、浮気相手が｢彼の事で話があるの！｣って乗り込んできてあっさり彼女の方が引き下がるのって、イライラして面白くなかったです。
後の話もこんな流れで、この作者さんの絵は好きだからほぼ買ってるけど読み始めとラストが想像と違ってくるのでいつもラストはイライラしてしまいます。
全体的に男が勝手なことばかりしてて、彼女側はサレても黙って我慢したり反論せずに別れたりと、ちょっとリベンジ好きには物足りないです。
