【感想・ネタバレ】やみなべの陰謀のレビュー

あらすじ

大学生の栗原が初対面の少女と宿命の恋に落ちる現在、武士の吉岡と幼なじみとの恋が悲劇的な結末を迎えた過去、そして大阪府知事によるお笑いファシズム体制下、レジスタンスが知事暗殺計画を遂行する未来──すべての中心には、アロハ姿の大男と千両箱の存在があった──異才による傑作時間SF。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大学生の栗原守はアロハシャツの大男から突然千両箱を渡される…中には九百九十九両の小判が入っていた…そこから物語は始まる。 
次の話では守が初対面の立秋茜といきなり恋に落ちる…ただ2人とも不思議な既視感があった… 
次に下級武士の吉岡信次郎と幼なじみ・るりとの恋がたった1両のせいで悲劇的な結末に… 
さらに未来で大阪府知事によるお笑い独裁政治の中、レジスタンスたちが知事暗殺計画を行おうとしていた… 
…そして物語はアロハシャツの男と千両箱とともにまわりだす…  

タイムトラベルという点ではSFと言ったらSFなのだけど、かなり軽いww 
まぁそれが作者の持ち味だとも思う。 
ただ最終話は…言葉の言い回しのせいなのか、アロハシャツの男の性格のせいなのか、少しややこしく感じる… 
それでもそれぞれの話の中に出てくる脇役達が癖があって面白い。
いろんな謎も残るけどね…ww 

まぁ軽く読めるのでSF嫌いな方にもオススメかもw 

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2012年07月19日

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