【感想・ネタバレ】わたしのおせっかい談義 新装版のレビュー

あらすじ

粋な人生とは? 気ばたらきとは? 下町育ちの江戸っ子気質で知られた名女優がユーモラスに痛快に語った、自らの生い立ちから、食に対する思い、夫婦のあり方、美しく歳を重ねる秘訣まで。噛みしめるほどに味わい深い言葉の数々に、生きる知恵が詰まっています。エッセイストとしても名高い著者の講演会でのスピーチをまとめた、『わたしの茶の間』姉妹編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ご本人は「自分には華がない」、脇役人生と仰ってますが、なかなかどうしてと思いますw。沢村貞子さん(1908~1996)「わたしのおせっかい談義」、1986年刊行、2017年新装版文庫。読みやすくて小気味よいエッセイ、もうお亡くなりになりましたが、ファンになりました!野次馬根性(何にでも興味を持つ)は大事。そして、クモの巣など何にでも感心してしまう感心魔。惚れ惚れします(^-^) 台所の後始末をするのは、次に美味しいもの作るための準備、着物もちゃんと後始末して手入れしてこそ着物を着る楽しみがある。出船の精神、大切ですね! なお、弟さんは加東大介氏(1911~1975、享年64)早逝でした。
 沢村貞子さん(1908~1996)のお人柄がわかるとても楽しいエッセイ。「わたしのおせっかい談義」、2017.9発行。野次馬根性、感心魔、時間厳守だそうです。献立日記は昭和41年から、今26冊。台所に包丁15本、まな板4枚。

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2020年12月02日

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